スターバックスがシアトルの一号店をモチーフにしたNFTコレクション「The First Store Collection」を販売
アメリカ発祥のコーヒーチェーン店であるStarbucks(スターバックス)は2023年4月19日、NFTコレクション「The First Store Collection(ファースト・ストア・コレクション)」をリリースしました。
このコレクションは、1971年にアメリカのワシントン州シアトルに開店したスターバックスの一号店をモチーフにしたNFTです。
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コレクションの詳細
The First Store Collectionは、Polygon(ポリゴン)チェーンを採用しています。
このコレクションは、会員制ポイントサービスの拡張プログラムのStarbucks Odyssey(スターバックスオデッセイ)の会員限定で販売されました。
コレクションの詳細は以下の通りです。
・販売数:限定5,000個
・販売価格:各100ドル
・ホルダー特典:Starbucks Odysseyのアプリポイントの付与(1,500ポイント)
3月にリリースされたJourney Stamp(ジャーニースタンプ)NFTを所持している方は、このコレクションの先行販売へのアクセスが可能でした。
また、コレクションは1人1つまで購入可能でしたが、既に完売しています。
The First Store Collection:
https://www.niftygateway.com/collections/starbucks-odyssey-the-first-store
▼スターバックス初のNFTコレクション「ジャーニースタンプ」とは
スターバックスのWeb3関連事業
スターバックスは、2022年9月12日に「スターバックスリワード」と呼ばれる既存の会員制ポイントサービスの拡張プログラムとして、NFTを活用した「Starbucks Odyssey」を発表し、同年12月にベータ版がアメリカで開始されました。
Starbucks Odysseyのサービスによって、ユーザーは新たな会員限定のインセンティブを得ることができるようになりました。
加えて、2023年3月にリリースされた初のNFTコレクション「Journey Stamp」は、発売後わずか20分で完売し、現在までに100万ドル(約1億3,374万円)以上の取引量があることから、高い人気ぶりがうかがえます。
また、NFTを手に入れると、プラットフォーム内のポイントが付与され、会員レベルをアップすることができます。
Starbucks Odyssey:
https://odysseymarket.niftygateway.com/marketplace/publisher/starbucks-odyssey
▼スターバックスのNFTプロジェクト「Starbucks Odyssey(スターバックス・オデッセイ)」のベータ版が開始される
Starbucks Odyssey会員向け特典を初公開
さらに、スターバックスは、2023年4月24日より展開されるStarbucks Odysseyベータ版のユーザー特典を初公開しました。
公開された特典は、以下の通りです。
・コーヒーの作り方が学べるオンライン教室
・フィーディング・アメリカへの寄付
(フィーディング・アメリカとは:アメリカを拠点とするNGOで、食糧支援を行なっている。)
・コスタリカにあるスターバックスのコーヒー農園の木の名付け親になる
・所有するNFTのデザインが描かれたオリジナルタンブラーの作成
・30日間、店舗で無料でドリンクをゲットできる
これらの特典は、各ユーザーがアプリ内の条件を満たすことで獲得したポイント数に基づいて、展開されます。
▼ポリゴンチェーンを採用するプロジェクト&ブランド6選
Starbucks Odysseyの一般展開が迫っている
Starbucks Odysseyは、現在は利用可能ユーザーが限定されていますが、近い将来、全てのスターバックスリワード会員が利用できるようになる予定です。
また、最近、Starbucks Odysseyのユーザーに「We’re Getting Closer(近くまで来ている)」という件名のメールが送られたことから、プラットフォームの一般展開が間近に迫っているのではないかという憶測を呼んでいます。
Starbucks Twitter:
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参照元:NFT Media