SBI VCトレード、フレア(FLR)取り扱いへ

SBI VC、FLRの取り扱い開始

国内暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードが、暗号資産フレア:Flare(FLR)の現物取引およびレンディングサービスの申込みを開始したことを4月19日発表した。

SBI VCトレードは昨年12月に、FLRの付与(エアドロップ)に関する情報を発表し、今年1月にFLRの付与を行っている。

またSBI VCトレードではFLRの付与に伴い、FLR保有者に対して、ラップ・デリゲートの代行や残高管理を提供していた。

なおラップとは、FLRをwrappedFLR(ラップドFLR)と呼ばれる別のトークンへ変更すること。またデリゲートとは、フレア財団が提供する専用システムにラップドFLRを預けることである。

そして今回FLRの取り扱いにより、SBI VCトレードユーザーはFLRの売買や取引システムからの残高確認、レンディング、積立等サービスの利用が可能になったとのこと。

SBI VCトレードではFLRの他に、同取引所ではビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、チェーンリンク(LINK)、ポルカドット(DOT)、カルダノ(ADA)、ドージコイン(DOGE)、ステラルーメン(XLM)、テゾス(XTZ)、ソラナ(SOL)、ポリゴン(MATIC)、アバランチ(AVAX)の14銘柄が取り扱われている。

今回のFLR追加でSBI VCトレードでは合計15銘柄の暗号資産を取り扱うことになった。

フレア(FLR)とは

FLRは、XRP、LTC、XLMなどのブロックチェーンを対象にスマートコントラクトの実装を目指すプロジェクト「フレアネットワークス(Flare Networks)」のネイティブトークン。

フレアネットワークスは2020年8月、「FLR」をXRPと同量発行してXRP保有者に1:1の割合で付与することを発表していた。それにあたり2020年12月12日グリニッジ標準時00:00(日本時間午前9時)時点におけるXRP保有量に対するスナップショット(権利確定日)に基づいて段階的に付与するとしていた。

このトークン付与について、当時FLRの上場承認がされていなかった国内各取引所においてはフレアネットワークスと協議を行っていた。

その協議の結果「FLR」付与に関しての合意条件として、「2023年6月12日までに日本暗号資産取引業協会(JVCEA)と金融庁(FSA)に上場承認された場合、当該の国内事業者はFLRトークンを請求しリップル(XRP)保持者(当該各取引所のXRP保有の付与対象ユーザー)に分配する」ということになっていた。

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デザイン:一本寿和
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参照元:ニュース – あたらしい経済

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