ソラナ(SOL)のweb3スマホ「Saga」、発売日が決定

「Saga」の予約済デバイスは出荷中

ソラナ(Solana/SOL)ブロックチェーンの主要開発元ソラナラボ(Solana Labs)が、web3スマートフォン「Saga」の発売日を4月14日に発表した。 

予約済のデバイスは現在出荷中で、一般発売は5月8日より開始となるようだ。

なお「Saga」が発売されることは昨年6月、ソラナラボ(Solana Labs)の子会社であるソラナモバイル(Solana Mobile)より発表されていた。

「Saga」について

「Saga」は、ソラナモバイルとスマホ開発企業OSOMが連携し開発したアンドロイド(Android)のスマートフォンだ。暗号資産(仮想通貨)専用のハードウェアウォレットとしての機能を持ち、6.67インチの有機ELディスプレイと512GBのストレージ、指紋認証スキャナーや2つのバックカメラレンズが搭載されているという。また「Saga」には最新のAndroid OSがインストールされた状態で出荷される予定とのこと。価格については1,000ドル(約13万円)とのことだ。

また「Saga」には、「Solana Mobile Stack」や「Seed Vault」などの機能やプロトコルも搭載されるとのこと。

「Solana Mobile Stack(SMS)」は分散型アプリを利用可能にするためのアンドロイド用オープンソースソフトウェアツールキットだ。

また「Seed Vault」は、秘密鍵をウォレット、アプリ、Android OSから分離して保管しながら取引の即時署名を容易にするカストディプロトコルとのことだ。

なお「Solana Mobile Stack」は6月24日より利用可能とのこと。また決済アプリ「Solana Pay」やアプリ配信システムの「Solana dApp Store」は、この「Solana Mobile Stack」に組み込まれているとのことだ。

「あたらしい経済」編集部が昨年6月にソラナ財団のHead of Businessを務めるドミニク・ツァン(Dominic Tsang)氏へ取材したところ、同氏は「Saga」について「(スマホの展開は)今のところ、まずアメリカからスタートして徐々に展開していく予定となっています。アメリカでの結果次第だ。」と述べていた。

 

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デザイン:一本寿和
images:iStock/eskymaks

参照元:ニュース – あたらしい経済

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