Uphold「XRPを上場廃止にしたことは一度もない」と説明|コミュニティサポートを表明
Ripple(リップル)と米証券取引委員会(SEC)の間で争われている「仮想通貨XRPの有価証券性」に関する裁判に注目が集まる中で、今年3月には「UpholdがXRPを再上場した」というニュースが一部で報じられていましたが、Upholdは2023年4月5日のツイートで『Upholdはこれまでに一度もXRPを上場廃止にしていない』と語っています。
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「Upholdは常にXRPコミュニティのそばにいる」と説明
暗号資産・法定通貨・貴金属・ステーブルコインなどを取扱うデジタル資産取引プラットフォーム「Uphold(アップホールド)」は2023年4月5日に『Upholdはこれまでに一度もXRPを上場廃止にしていない』とのツイートを投稿しました。
XRPに関しては「仮想通貨XRPの有価証券性」についてRipple(リップル)と米証券取引委員会(SEC)の間で裁判が行われており、XRPを取り扱っていた一部の暗号資産取引所などは「XRPの上場廃止」という対応をとっていました。
Uphold(アップホールド)に関しては2023年3月2日に「#relistXRP」のハッシュタグをつけて『XRPはUpholdに上場していて今すぐ取引できる』とツイートしていたため、当時は『XRPがUpholdに再上場』という話題がニュースメディアやSNSで取り上げられていましたが、今回のツイートではUpholdがXRPを上場廃止にしていないことを説明した上で『私たちは常にXRPコミュニティのそばにいる』との説明が行われています。
PSA: Uphold never delisted $XRP
We've always been there for the #XRP community #UpholdXRP #relistXRP
— Uphold (@UpholdInc) April 4, 2023
お知らせ:Upholdはこれまでに一度もXRPを上場廃止にしていません
私たちは常にXRPコミュニティのそばにいます
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Upholdは「10億ドル相当のXRP」を保有
Uphold(アップホールド)は2023年4月5日に、同社の運営状況に対する信頼性を高めるために、会社の準備金保有を証明する「Proof of Reserve(PoR)」のレポートを公開して十分な準備金が確保されていることを説明していますが、Upholdが公開したPoRレポートの中では「Upholdが約10億4,000万ドル(約1,364億円)相当のXRPを保有していること」が示されています。
報告によると、Upholdは法定通貨や仮想通貨を含む様々な種類の資産で「100.9%」の準備金を確保しているとのことですが、その中でもXRP保有量は特に大きな割合を占めています。(※例えばBTC保有額は約1億2,915万ドル相当、XLM保有額は約3,667万ドル相当:2023年4月6日時点)
Upholdが公開したPoRレポートの一部(画像:Uphold)
「XRPの有価証券性」についての議論が始まった後は、一部の暗号資産取引所などでXRPの上場廃止対応が取られていましたが、その一方ではXRPを再上場する取引所も出てきているとも報告されており、「裁判の判決が出るまでXRPの取り扱いを継続する」という選択を行なったUpholdには賞賛の声もあがっています。
XRP訴訟の裁判の結果については「2023年中には結論が出る見込み」とも報じられているため、仮想通貨業界では今後の続報などにも注目が集まっています。
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