【TOL Passとは】概要や特徴、購入方法をわかりやすく解説!!
TOL Passとは
概要
販売時期:2023年3月
販売個数:約1,500 個
販売価格:フリーミント
現在のフロア価格:2.2ETH
Twitterフォロワー数:約12.2万人
TOL Passは、2023年3月にAL(アローリスト)の抽選を行い、ALの当選者にフリーミントという形で販売されたNFTです。
2/26~3/5の1週間の間に、約1,500の当選枠に対して27,213もの応募があり、当選発表や、ミントが行われた日にはTwitterのトレンドに「TOL Pass」やファウンダーである「投資OL社長ちゃん」がトレンド入りするなどの盛り上がりを見せました。
フリーミントであったということもあり、2023年3月時点で非常に注目を集めているNFTプロジェクトです。
創業者
TOL Passは投資OL社長ちゃんによって立ち上げられたNFTプロジェクトです。投資OL社長ちゃんという名前はプロジェクト名の由来にもなっています。
投資OL社長ちゃんはTwitterで投資やOLの日常について発信し、フォロワーが12万人を超えているインフルエンサーです。Twitterに加えて、ブログも運営しており投資による運用成績や、ブログ運営についての記事を公開しています。今回のNFTの販売に際しても、NFTプロジェクトの概要や、ウォレットの作り方、ALの応募方法まで丁寧にブログで発信を行っていたようです。
ロードマップ
TOL Passでは「NFT市場に日本の投資家を連れてくる」という目標を掲げていますが、2023年3月時点で明確なロードマップは示されていないようです。
NFTのミントが行われた直後から確認できているプロジェクトの動きとしては、保有者向けのDiscordの開設、NFTプロジェクト「TMAs」のALの抽選があります。
また、投資OL社長ちゃんのブログではTOL Passについて「『持っててよかった!』と思ってもらえるような展開を作っていきます。具体的な言及は避けますが、複数の話が進んでいるということだけお伝えしておきます!」とプロジェクトの今後について言及しています。
さらに、TOL Passは5,000枚の発行上限が設けられており、今回は約1,500個が販売され残りの3,500個は運営の保有分となっています。残りの3,500枚がいつどの様に配布、販売されるのか注目が集まっています。
TOL Passの特徴
TOL Passの最大の特徴は、NFTコレクターではなく初めてNFTを購入する人々をターゲットにしている点です。投資には興味があるがNFTについての知識はまだないという人々をフォロワーに抱える投資OL社長ちゃんならではのターゲティングでプロジェクトが進められています。
TOL Passでは、プロジェクトの目標に基づいて、NFTを買ったことがない投資家がNFTに参入する障壁を最大限排除する施策として以下の4つが掲げられています。
1.無料であること
2.魅力的なデザイン
3.気軽に参加できる
4.持っているといいことがある
特に1つ目の部分はこのプロジェクトの盛り上がりに大きく貢献しています。
TOL Passはフリーミントで発売されました。2023年2月ごろから国内でも盛り上がりを見せているフリーミントという形式は、無料で購入することができるという特徴から、通常の販売よりも多くの方々の関心を集めることができます。
また、NFTを購入した事が無い人にとってもリスクを背負わずにNFTを始めることができるため、本プロジェクトではフリーミントという形式が採用されたと考えられます。その他にも、NFTを初めて購入する人へ向けた施策として、ウォレットの準備や仮想通貨の用意、ALの応募方法などの画像付きの説明記事をブログで発信するという施策が行われていました。
そして、TOL Passの2つ目の特徴は「ガチホ」文化を広めようとしている点です。
ガチホとは、NFTをプレセールやパブリックセールの1次流通などで安く手にいれても、すぐに売却せずにホールド(保有)し続けることを指す言葉です。短期的な利益を狙った購入者によって、多くのNFTが出品されることでNFTのフロア価格が下がってしまう可能性があります。逆に、NFTを出品する購入者が少ない程、希少性が増しNFTの価格は上がっていくと予想されます。
そのため、TOL PassではALの抽選の際にガチホをしてくれそうな人を選んでいるという事を感じさせるようなツイートも見られました。
実際に投資OL社長ちゃんによって応募者のTwitterをチェックしたという旨の発言をしており、慎重にALの配布が行われたことが伺えます。
また、ALの当選発表後のブログでは、当選者に「今回は私からの純粋なプレゼントです。」とし、望まれる行動として「二次流通に出品しない(リストしない)」という旨の発信をしています。たしかに、一部支援は受け付けていたものの現状TOL Passでマネタイズできているポイントは見当たりません。
そのため、投資OL社長ちゃんが「NFT市場に日本の投資家を連れてくること」を目指してプロジェクトに取り組んでいることは読み取れるものの、ガチホを強調しすぎている風潮に、Twitter上では疑問の声も見られました。プロジェクトの価値を守り、上げていくために、運営は様々な施策によってホルダーには保有し続けてもらい、非ホルダーには高額であっても購入したいと思って貰う必要があります。
そのための施策として、購入者にガチホを推奨するという行為は、NFTプロジェクトがコミュニティを内包すること、NFTには投機性があること、プロジェクトはファウンダーの熱い想いによって運営されている場合も少なくないことを考えると、賛否が分かれる部分ではあるものの今後も議論されていく話題になっていくと考えられます。
TOL Passの購入方法
TOL Passの購入方法は、以下手順の通りです。
- 仮想通貨取引所のアカウント作成
- 仮想通貨取引所でイーサリアムを購入
- MetaMaskのアカウント作成
- MetaMaskへイーサリアムを送金
- OpenSeaとMetaMaskを接続
- OpenSea内のTOL Pass公式ページより購入
本記事では、6番以降の手順を紹介いたします。
▼1~5までの詳しい手順はこちらから