GUCCI、BAYC運営「Yuga Labs」と共同でメタバース関連プロジェクト開始へ

GUCCIとYuga Labsがメタバース関連プロジェクト開始へ

イタリア大手ファッションブランドのグッチ(GUCCI)が、人気NFTプロジェクト「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」を運営するユガラボ(Yuga Labs)と、メタバース関連プロジェクトに取り組むことを3月26日に発表した。

グッチは今回の発表について「メタバースの探索をし続けるグッチがユガラボと団結。フィジカルとデジタルの境界を曖昧にする新しい物語が形作られるのをご期待ください」とツイートしている。

ただし具体的な取り組みなどについての発表は、今回されていない。

なおユガラボでは、ブロックチェーンゲーム開発会社「アニモカブランズ(Animoca Brands)」と共同で、メタバースプロジェクト「アザーサイド(Othersid)」を展開している。

また今回の取り組みについてユガラボ傘下のNFTプロジェクト「10KTF」も「アレッサンドロ・ミケーレのカラフルなイマジネーションを垣間見ることができます。もうすぐショップの小さな魔法でこれらを蘇らせます」とツイートしている。

ちなみにアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)氏とは、グッチのクリエイティブディレクターを昨年11月まで務めたイタリア出身のファッションデザイナーである。

なお「10KTF」は、世界的に有名なアクセサリー職人ワグミサン(Wagmi-san)が、「10KTF」という名前のショップをニュー東京にオープンしたというストーリーで構成されており、昨年11月にユガラボに買収されたプロジェクトだ。また「10KTF」では、以前コラボアイテムにグッチのウェアラブルが登場し話題となった。

グッチによるユガラボ関連の取り組みとしては、昨年8月に米国の一部店舗にてエイプコイン(APE)での支払いに対応することが発表されている。エイプコインとは、ユガラボのメタバースアプリケーションを強化することを目的に昨年3月にローンチされたトークンである。

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参考:Gucci10KTF
images:iStocks/Robert-Way

参照元:ニュース – あたらしい経済

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