Symbol(XYM)を食品分野で技術活用「第2回フードNFTを食べる会」開催


シンボル(Symbol/XYM)のブロックチェーン上でNFTを発行できるサービス「NFT-Drive」を用いた食品関連のNFT『フードNFT』を展開している「フードNFTコンソーシアム」は2023年3月24日に、第2回目の開催となる「フードNFTを食べる会」と「個別相談会」を2023年3月14日に東京日本橋で開催したことを発表しました。

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第2回フードNFTを食べる会、東京日本橋で開催

フードNFTコンソーシアムは2023年3月24日に、シンボル(Symbol/XYM)のブロックチェーン上でNFTを発行できるサービス「NFT-Drive」を用いた食品関連のNFT『フードNFT』に関する第2回目のイベントとなる「フードNFTを食べる会」と「個別相談会」を2023年3月14日に東京日本橋で開催したことを発表しました。

フードNFTコンソーシアムとは、シンボル(Symbol/XYM)のブロックチェーン上で発行される食品の「レシピデータ」と「味覚データ」を記録・トークン化したNFTである『フードNFT』を展開している団体であり、『レシピ味をデータ化した”フードNFT”市場を世界に創出すること』とミッションとした取り組みを進めています。

同コンソーシアムは2023年2月10日に会員限定で第1回目の「フードNFTを食べる会」を開催していましたが、第2回目のイベントは「フードNFTコンソーシアム会員以外の方も参加できる会」としてイベントが開催されています。

Symbol基盤のNFT「フードNFT」とは?

フードNFTとは、シンボル(Symbol/XYM)のブロックチェーン技術を活用して食品のレシピデータや味覚データを記録・トークン化したオールオンチェーン型のNFTであり、Symbolのブロックチェーン上にデータファイル自体を保存してオールオンチェーン型のNFTを発行することができるサービス「NFT-Drive」を用いて発行されています。

このNFTは食品の「レシピデータ」と、味香り戦略研究所の分析技術によって味を数値化した「味データ」を、パブリックブロックチェーンであるSymbol上に記録してトークン化することによって、再現性のあるレシピ味のデータをデジタル資産として保全し、その価値を最大活用できるようにしています。

フードNFTでは「レシピデータ・味データ」が移動・交換可能な”NFT”として発行されるため、レシピや味をIP(知的財産)として管理・運用することが可能で、新しい食べ物や商品などをフードNFTにすることによって新たな収益源・新たな価値などを創出することができると期待されています。

フードNFTの具体的な活用方法としては「フードNFTの販売・レシピ味のフランチャイズ展開・ロイヤリティの獲得・関連NFTの販売・味レシピのファンやコミュニティ創出」などが挙げられており、「メタバース展開・歴史的な料理の再現・3Dフードプリント」などに活用できるとされています。

3つのフードNFTを実際に食べて意見交換

2023年3月14日に開催された第2回目のフードNFTを食べる会では「株式会社味香り戦略研究所」が開発してフードNFTとして発行した3つの独自レシピ「だいたいウニ」「おうちで手作り!ヴィーガンカレー」「トマトジュース測定用校正基準液」を実際に食べて意見を交わす取り組みが行われました。

イベント内ではNFTとして登録されている味データを見ながら、味香り戦略研究所から参加した小柳氏・早坂氏による解説も実施、会場では様々な意見・質問が飛び交い、参加者全員でフードNFTを味わいながら体験を深める機会になったと報告されています。各NFTに対する意見については以下のように報告されています。

「トマトジュース測定用校正基準液」

◆トマトジュース測定用校正基準液
無色透明で無臭の液体に、旨味と酸味の美味しさが明確に感じられ、雑味が少ないことから、基準液たるものを体感。

トマトジュース測定用校正基準液(画像:フードNFTコンソーシアム)トマトジュース測定用校正基準液(画像:フードNFTコンソーシアム)

「だいたいウニ」

◆だいたいウニ
当日作りたての新鮮な「だいたいウニ」から、ほのかなウニの美味しさを体感。磯の風味がほしいとの意見あり。

だいたいウニ(画像:フードNFTコンソーシアム)だいたいウニ(画像:フードNFTコンソーシアム)

「おうちで手作り!ヴィーガンカレー」

◆おうちで手作り!ヴィーガンカレー(製品名:Vegetable Stock Curry)
野菜ときのこで作ったカレーだが、肉を使ったかのような深い味わいを体感。定期的に食べたいとの声あり。

トマトジュース測定用校正基準液(画像:フードNFTコンソーシアム)おうちで手作り!ヴィーガンカレー(画像:フードNFTコンソーシアム)

なお「フードNFTコンソーシアム個別相談会」は東京日本橋の会場とオンラインのハイブリッド形式で開催されており、フードNFTについての疑問を解決するために「フードNFTに関する味の分析技術」「ブロックチェーンやNFTについて」「NFTの運用・活用にまつわる知財戦略のポイントについて」という3つのテーマで質問と回答が行われています。

今年度の「フードNFTを食べる会」は今回が最後で、第3回目の開催日程は現時点で決まっていないとのことですが、来年度には第3回目が開催される可能性もあるため、今後の発表にも注目です。

フードNFTコンソーシアムについて

フードNFTコンソーシアムは、2022年4月1日に設立された食べてみたい・作ってみたい・伝えたい等の魅力あるたくさんの味について「味覚データ」と「レシピデータ」を作り、それらのデータをブロックチェーン上に記録しNFT化して「フードNFT」市場を創出するコンソーシアムです。

フードNFTコンソーシアムは「レシピ味をデータ化した”フードNFT”市場を世界に創出すること」をミッションとしており、「世界中の味の記憶遺産(資産)、未来に残すべき伝統の味、文化として価値ある味がオールオンチェーン保存され、フードNFTが流通し、純度の高い味の伝承がなされていくこと」をビジョンとして掲げています。

>>「フードNFTコンソーシアム」の公式サイトはこちら
>>「フードNFTコンソーシアム」の公式Twitterはこちら

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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