クラーケンにDeFiの「GMX(GMX)」上場へ
クラーケンにGMX上場へ
米サンフランシスコ拠点の大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)が、暗号資産ジーエムエックス:GMX(GMX)を取り扱うことを3月16日発表した。
同取引所でのGMX取り扱いは、世界協定時で3月21日14:30(日本時間で同日23:30)から開始される予定だ。流動性条件が満たされ次第、クラーケンアプリとInstant Buy(販売所)にて対応するという。すでにGMXの入金は開始している。
取引ペアについては、米ドル(USD)およびユーロ(EUR)が対応するとのこと。
なおクラーケンで取り扱うGMXは、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2ネットワークであるアービトラム(Arbitrum One)に対応したトークンのみとなるという。他のネットワークからの入金については、GMXを失うことになる。
またクラーケンのサービス提供地域でGMXの取引はサポートされるが、カナダは非対応とのことだ。
ジーエムエックス:GMX(GMX)とは
ジーエムエックスはアービトラム(Arbitrum)とアバランチ(Avalaunche)で安い手数料でのスワップを提供するDeFiプロトコル。また1.1倍から30.5倍のレバレッジをかけたポジションを持つこともできる。GMXはジーエムエックスのガバナンストークンである。
GMXは現在、暗号資産取引所であるバイナンス(Binance)やクーコイン(KuCoin)、オーケーエックス(OKX)、バイビット(Bybit)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV3(Uniswap V3)やトレーダージョー(Trader Joe)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。現在のGMXの時価総額は約6.8億円となっている(3/20コインマーケットキャップ調べ)。
関連ニュース
- クラーケンにポルカドットパラチェーン「HydraDX(HDX)」上場
- バイナンス、DeFiの「GMX(GMX)」取り扱いへ
- クラーケングローバルにStacks(STX)上場へ
- 米クラーケンが近日中に独自銀行立ち上げか=報道
- 米クラーケンがSEC告発受けステーキングサービス提供停止、ヘスターパースはこの措置に疑義
参考:クラーケン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio
参照元:ニュース – あたらしい経済