Polygon Labs × Unstoppable Domains:Web3ドメイン「.polygon」販売開始
「Unstoppable Domains」と「Polygon Labs」は2023年3月14日に、仮想通貨の送金や分散型ウェブサイト構築などで役立つWeb3ドメイン(NFTドメイン)で『.polygon』という新しいトップレベルドメインの提供を開始したことを発表しました。今回の発表では、24時間限定で.polygonドメインを割引販売するキャンペーンを開始したことも報告されています。
こちらから読む:Web3技術活用に関する記事を新着順で「Web3」関連ニュース
Unstoppable Domainsで「.polygon」のドメイン販売
「Unstoppable Domains」と「Polygon Labs」は2023年3月14日に、仮想通貨の送金や分散型ウェブサイト構築などで役立つWeb3ドメイン(NFTドメイン)で『.polygon』という新しいトップレベルドメインの提供を開始したことを発表しました。
Unstoppable Domains(アンストッパブル・ドメインズ)は、EthereumやPolygonなどのブロックチェーン上でNFTとして発行される分散型のドメインである「NFTドメイン(ブロックチェーンドメイン)」を販売しているプロジェクトであり、ユーザーは「myname.wallet」「myname.dao」などといった任意の文字列でドメインを取得することができるようになっています。
アンストッパブル・ドメインズでは既に「.wallet」「.crypto」「.dao」などといった様々な種類のドメインが販売されていましたが、今回は新たに『.polygon』という種類のドメイン販売が開始されたことが報告されています。
Unstoppable DomainsでNFTドメインを購入すると更新費などの維持費用なしでそのドメインを長期的に使用することが可能で、Unstoppable Domainsの公式サイト上で提供されているツールなどを使用して独自のウェブサイトを構築したり、既存のウェブサイトを紐付けたりすることができます。
また、取得したNFTドメインには「各種仮想通貨ウォレットアドレス」や「TwitterなどのSNSアカウント」も紐付けることが可能で、仮想通貨ウォレットアドレスを紐づけておけば、Unstoppable DomainsのNFTドメインに対応している外部ウォレット・取引所などから「myname.wallet」などといった簡単な文字列で仮想通貨を送金することも可能となります。
Polygon Labsは公式発表の中で『.polygonドメインを使用することで、完全に自分のものとなるデジタルIDを作ると同時に、Polygonエコシステムへの支持を表明することができる』と述べており、『.polygonドメインは750以上のdApps・ゲーム・メタバースにおいて、ポータブルなIDをユーザーに提供することになる』とも説明されています。
NFTドメインの詳細や使用方法はこちら
.polygonドメインの割引キャンペーンも実施
Unstoppable domainsでは「.polygon」ドメインの発売を記念して、48時間限定で.polygonドメインを25%オフ(合計25ドルまでの割引)で販売するキャンペーンも実施されています。
また、2023年3月16日からは「特別な.polygonドメイン」への独占的なアクセスも可能になるとのことで、「gamer.polygon」や「00.polygon」などといったゲーム用のWeb3 IDや非常に人気の高い2桁・3桁のドメインを取得するチャンスが与えられると報告されています。
Polygon Labsのバイスプレジデント兼成長事業開発責任者であるSanket Shah氏は「.polygon」のドメイン販売開始について次のようにコメントしています。
Web3ドメインは「コミュニティが完全に所有できるデジタルID」として機能するため、個人情報を渡すことなくdAppsにログインしたり、長いウォレットアドレスなしで仮想通貨を取引したりすることができます。私たちはユーザーが所有するデジタルIDをPolygonエコシステムの中核とできることに興奮しています。
>>「Polygon Labs」の公式発表はこちら
>>「Unstoppable domains」の公式発表はこちら
>>「Unstoppable Domains」の公式サイトはこちら
NFTドメインは仮想通貨決済でも可能