【NFT×YouTube】YouTubeの新時代
YouTubeの新CEOであるニール・モーハン氏は、YouTubeへのNFT導入を提案していることがわかりました。
YouTubeにNFT機能が実装されることで、クリエイターとファンの関係が深まるほか、クリエイターは新たな収益源になり得ると考えられます。
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新CEOニール・モーハン氏は、NFTに強い関心を示している
引用:https://twitter.com/nealmohan
YouTubeのCEOであるスーザン・ウォジスキ氏は2023年2月2日、9年間務めたCEO退任を発表し、CPO(最高製品責任者)のニール・モーハン氏が新CEOに就任することになりました。
新CEOであるモーハン氏は、NFTやWeb3に対して強い関心を示しており、YouTubeにNFTを導入することを提案しています。
加えて、モーハン氏はYouTubeオフィシャルブログにて、
「ブロックチェーンやNFTのような新しい技術によって、クリエイターはファンとより深い関係を築くことができると思います。そして、これまでになかった方法で収益を得ることができるようになるでしょう。」
といった、NFTへの前向きな見解を記載しています。
YouTubeオフィシャルブログ:
https://blog.youtube/inside-youtube/innovations-for-2022-at-youtube/
クリエイターのマネタイズの選択肢が広がる
前CEOのウォジスキ氏は退任前、YouTubeのエコシステムを拡大し、NFTのようなものを取り入れることをほのめかしていました。
そして、モーハン氏が就任したことによって、Web3技術の導入が目前に迫っていると考えられます。
クリエイターは、
・NFTホルダーに限定コンテンツを公開
・動画コンテンツをNFTとして販売
など、NFTを活用することでマネタイズの選択肢が広がっていくでしょう。
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動画配信サービスの競争が激化
動画コンテンツの視聴時間競争は激しく、TikTokやInstagramのリールのショート動画や、サブスクリプションサービスのNetflixが台頭する中で、YouTubeの広告収入は、2四半期連続で減少しています。
今回のCEO交代も、このような状況を受けての発表です。
モーハン氏は、計画の具体的な詳細をまだ発表していませんが、クリエイターエコノミーの規模が約10億ドルに及ぶYouTubeがWeb3の取り組みを進めることは、業界に巨大なインパクトを与えます。
また、モーハン氏は、YouTubeをメタバースのような「より没入感のあるもの」にするために取り組んでおり、この点も競争でリードする上での重要ポイントになるでしょう。
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TwitterやInstagramでもNFT導入が進められている
Google、Twitter、Instagramは既にWeb3技術を導入しています。
例えばTwitterでは、NFTマーケットプレイスとの提携により、ユーザーがツイートを通じて直接NFTを取引・表示できるようになります。
そしてInstagramは2022年より、NFTのマーケットプレイスとしても機能しているのです。
ニール・モーハン氏 ツイッター:
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元記事:https://nftnewstoday.com/2023/02/20/youtube-ushers-in-new-web3-era/
参照元:NFT Media