ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2023年1月29日〜2月4日
2023年1月29日〜2月4日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
こちらから読む:2023年2月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧
OasysのOASトークン、国内初上場
bitbank(ビットバンク)は2023年1月31日に、日本国内では初めての取扱いとなるゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys(オアシス)」のOASトークンが近日中に上場することを発表しました。
オアシス(Oasys/OAS)は、高速かつトランザクション手数料無料のゲーム体験をユーザーに提供することを目指すゲームに特化したパブリックブロックチェーンプロジェクトであり、OASは、L1(レイヤー1)上におけるトランザクション手数料の支払い・ステーキング・ガバナンス投票などに使用することができるネイティブトークンとなっています。
Oasys関連記事はこちら
SBI VCトレード「FLRトークンの入庫対応」開始
SBI VCトレードは2023年2月1日に、Flareトークン(FLRトークン)のラップ&デリゲートを代行する「代行サービス(レンディング)」の提供を開始したことに伴い「FLRトークンの入庫対応」を開始したことを発表しました。
SBI VCトレードにFLRを入庫して代行サービスを利用すれば「SBI VCトレード以外で付与されたFLR」でも残り分FLRの獲得代行を行なってもらうことができ、追加でFLRを入庫した場合でも再度レンディングの申し込みを行えば、追加分も代行してもらうことができると報告されています。
Flare関連記事はこちら
FTX Japan「顧客資産返還システム」のベータ版公開
FTX Japanは2023年2月3日に、顧客資産の返還に向けた最終段階のテストを目的として「顧客資産返還システム」のベータ版をローンチしたことを発表しました。今回のテストでは「残高確認機能」や「FTX Japanの口座からLiquid Japanの口座への資産を移管する機能」がテストされることになっています。
なお、確定申告を行う際に必要となる年間取引報告書は「Liquid JapanのWeb版サービス」で2月中に準備される予定だと報告されています。
分散型SNS「Damus」リリース
ビットコイン(BTC)を少額送金できるLightning Network(ライトニングネットワーク)などの技術も取り入れた分散型SNS「Damus」は2022年2月1日に、DamusのアプリがApple社の「App Store」からダウンロード可能になったことを発表しました。
Damusは暗号鍵ペアに基づく分散型ネットワークの構築を目指しているオープンプロトコル「Nostr」の技術を活用した分散型SNSとなっており、Twitter(ツイッター)に代わる新たな主流SNSとなる可能性があることから一部では『ツイッターキラー』とも呼ばれています。
分散型SNS"Damus"とは?
ジャスミー「2023年のロードマップ」公開
ジャスミーコイン(Jasmy Coin/JMY)などの取り組みで知られる「Jasmy」は2023年2月2日に、2023年の計画を記した「2023年のジャスミーロードマップ」を公開しました。
今回のロードマップには、ファントークン・SecurePC・パーソナルデータロッカー(PDL)・カーボンクレジットコンソーシアムなどに関する計画が記されており、2023年第4四半期にはファントークン関連でジャスミーコイン投資機能を開発し、PDLでデータ価値交換を開始するとも報告されています。
ジャスミーCFOによる近況報告も
仮想通貨詐欺アプリが「公式ストア」にも侵入
長い期間をかけて被害者との信頼関係を構築した上で仮想通貨などの資産を騙し取ろうとする「Pig Butchering(豚の屠殺)」や「CryptoRom」と呼ばれる詐欺行為を行う詐欺師のアプリが「App Store」や「Google Play Store」などの公式アプリストアにリストされていたことがサイバーセキュリティ企業「Sophos」の報告で明らかになりました。
このような詐欺は数年前から発生しており、一般的には偽のウェブサイトや悪意のある広告などを中心に展開されていると報告されていましたが、現在の詐欺師たちは「AppleやGoogleの公式アプリストア」にアプリを掲載することによってターゲットからの信頼を獲得しようとしていると伝えられています。
「Sophos」の報告内容はこちら
カルダノ基盤のDjed、メインネットで正式稼働
カルダノ(Cardano/ADA)のブロックチェーンを基盤とした過剰担保型の米ドル連動アルゴリズムステーブルコイン「Djed(ジェド)」がCardanoメインネットで正式に稼働しました。
Djedはリリース時点で40のアプリに統合予定と報告されていましたが、現在は「MinSwap・Wingriders・MuesliSwap」などの分散型取引所(DEX)でDJED・SHENがサポートされており、中央集権型取引所であるBitrue(ビットゥルー)にも上場しています。
カルダノ関連の記事はこちら
金持ち父さん著者が語る「金・銀・ビットコインが高騰する理由」
「金持ち父さん貧乏父さん」シリーズの著者として知られるRobert Kiyosaki(ロバート・キヨサキ)氏は2022年2月1日のツイートで、同氏が以前から強く支持している「金・銀・ビットコイン」の価格が高騰する理由について自身の考えを語りました。ロバート・キヨサキ氏は今回のツイートで、比較的安く購入することができる”銀”を購入することも推奨しています。
銀がおすすめの理由は?