【週間海外NFTニュース】1/23〜1/29 | これだけは押さえておきたいニュース4選
NFTに興味はあるけれど時間がなくて情報をキャッチアップしきれない。ましてや海外で発信されている外国語のニュースなんて追ってられない。そんな方に向けて、本記事では、今週1週間に海外で発信されたニュースの中からNFTメディア編集部が厳選したものをまとめて紹介します。
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【NFT×不動産】島の一部を所有?フィリピン初のNFTリゾートがシアルガオ島にオープン
デジタルマーケティングやコンテンツ制作を手掛ける「Air Media NFT」は、フィリピンの宿泊施設「G Villas Siargao」と提携し、NFTを使用した初のWeb3リゾートをオープンしました。
NFTコレクションには、シアルガオ島の人気サーフスポットであるCloud 9を含む、有名なスポットが描かれたピクセルアートのビーチヴィラが300棟が、2023年2月19日より特設サイトにて販売されます。
この限定NFTは所有権を分割して複数人で1つのNFTを所有(共同保有)できるといった「フラクショナルNFT」のシステムが導入されています。
このシステムによって、不動産のような高額なものでも比較的少ないコストで購入できるほか投資の幅が広がるため、多様なデジタルアセットへのアクセスが可能になることが考えられます。
シアルガオ・ヴィラNFTのホルダー特典には、10年間の滞在権利を含む様々な特典が用意されており、年間10泊の宿泊特典と、フィリピンのシアルガオ島を巡るアイランドツアーが提供されるほか、食事や交通機関の割引などの特典がエアドロップで提供されます。
さらに、リゾートの年間ルーム売上に応じた配当金が自動的にホルダーに振り込まれます。
このプロジェクトのように、不動産にNFTを組み合わせることによって、従来の不動産の譲渡に伴う契約書の作成などの複雑な手続きをすることなく、簡略化されたシンプルな方法で取引することができるようになります。
企業:Air Media NFT
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https://nftnewstoday.com/2023/01/24/philippines-first-nft-resort-siargao-island/
【Yves Saint Laurent Beauty(イブ・サン・ローラン・ビューティー)】フレグランスにちなんだNFTコレクションを公開、2,014個のNFTをドロップ
ロレアルグループの化粧品ブランド「Yves Saint Laurent Beauty(イブ・サン・ローラン・ビューティー)」が、「Black Opium: The Night Is Ours」という名のNFTコレクションを公開しました。
これは、Yves Saint Laurent Beautyのデザイナーが愛したフレグランス「Black Opium」にちなんだコレクションで、全部で2,014個販売される予定です。
この「2,014」という数字は、最初にフレグランスが発売された年にちなんだ数字です。
2,014個のうち、2,000個はオリジナルのNFTで、14個はウルトラレアなものとなる予定で、販売時期は2023年3月1日からとなります。
このコレクションは、Yves Saint Laurent Beautyの公式ウォレットアプリをダウンロードした後、オンラインストアでフレグランスを購入するとNFTを手に入れることができます。
また、ホルダー特典には、ギフトカードや限定コンテンツへのアクセスなどが用意されています。
企業:Yves Saint Laurent Beauty
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個性を表現できる着せ替えNFT「Doodles2」がFlowチェーンでローンチ
人気のNFTコレクション「Doodles(ドゥードゥルズ)」は、Flowチェーンで「Doodles 2」をローンチすることを発表しました。
Doodlesは、イーサリアムネットワークをベースにした1万個のNFTコレクションで、ユニークなデザインの手描きのキャラクターが特徴です。
Doodles 2は、カスタマイズ可能なNFTであり、ホルダーは、髪型、アパレル、アクセサリー、ガジェットなどでDoodlesをオリジナルにスタイリングすることができます。
これは自分の好きなようにNFTが表現できる「デジタルアイデンティティ」なのです。
現在Doodlesをお持ちの方は、マーケットプレイス「Gaia」上で着せ替えパーツ(ウェアラブル)の取引が可能になっており、それぞれの個性を表現するユニークなコレクションを作成することができます。
この期間中にアンロックされた各ウェアラブルには、今後使用できるプライベートベータへの早期アクセスが可能となるDoodles 2ベータパスが含まれます。
Doodlesは今後、ミュージシャンやクリエーター、ブランドとのコラボレーションなどの多くの発表を控えています。
また、Flowのチーフアーキテクト、ディーター・シャーリー氏は、「Doodles 2で、彼らは既存のコミュニティにより多くの価値を与え、さらに多くの人々が楽しくて包括的なDoodlesの世界に参加できるような舞台を用意しています。Doodlesのビジョンである、アクセスしやすく、インタラクティブで、パーソナライズされた楽しみは、まさに我々がFlowを設計したときに考えていたプロジェクトです。」と述べています。
Flowは、Web3初心者にも優しく容易にオンボーディング体験を提供するために構築されており、シームレスなチェックアウトフローから世界クラスのセキュリティまで、誰にとってもアクセス可能なチェーンです。
また、Doodleを収納するDapperウォレットの作成は数クリックで完了するような簡単なプロセスになっています。
企業:Doodles
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amazonが4月からNFT事業展開か
amazonが、この春に独自のデジタルアセット企業を立ち上げる予定であり、独自のNFT構想でWeb3関連事業を計画していることが判明しました。
amazonの内部をよく知る方がweb3メディア「Blockworks(ブロックワークス)」に語った内容によると、ブロックチェーンベースのゲームと関連するNFTアプリケーションに意欲的であり、詳細は未定ですが、顧客がゲームをプレイし、無料のNFTを請求することを可能にするかもしれないとのことです。
4月中に正式な発表が期待されており、Web3関連事業はWeb3業界全体にとって大きな影響を与えることになりそうです。
amazonのWeb3構想の全容や目標なども公開されておらず疑問が多く残っており、また、OpenSeaやRaribleといった既存のNFTマーケットプレイスと競合する予定があるのかどうかも気になる点です。
過去に、amazonのCEOであるアンディ・ジャシー氏は、「私はNFTがこれからさらに成長し続けると期待しています。amazonの小売事業の決済方法として暗号通貨を追加する取り組みは進んでいませんが、今後取り入れること検討しています。」と語っており、amazonがWeb3に参入することに前向きであることを明らかにしています。
企業:amazon
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https://nftnewstoday.com/2023/01/28/amazon-is-the-latest-tech-giant-to-jump-into-web3/
最後に
この記事では、1週間の海外ニュースを厳選して紹介しました。
国内の話題も毎週まとめて紹介しているので、国内の動向が知りたい方は是非こちらもご覧ください。
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参照元:NFT Media