Flareトークン(FLR)の配布方法などに関する重要提案「FIP.01」が可決


Flare Networksは2023年1月28日に、Flareトークン(FLR)の配布方法などに関する内容を含んだ重要提案Flare Improvement Proposal 01(FIP.01)が93.8%の賛成票を得て可決したことを発表しました。エアドロップされる残りのFLRトークンを獲得するためには、FLRトークンをラップしてWFLRを獲得する必要があります。

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Flare改善提案「FIP.01」賛成93.8%で可決

Flare Networksは2023年1月28日に、Flareトークン(FLR)の配布方法などに関する内容を含んだ重要提案Flare Improvement Proposal 01(FIP.01)が93.8%の賛成票を得て可決したことを発表しました。

Flare Improvement Proposal 01(FIP.01)は『FLRの分布を拡大し、インフレを抑制する』というタイトルの改善提案であり、今月XRP保有者に対して配布されたFLRトークンの残り分85%の配布方法などが決まる複数の提案が含まれた重要提案となっています。

FIP.01が可決された場合には、元々XRP保有者に配布される予定となっていた残り85%分のFLRトークンが「ラップされたFLRトークン(WFLR)の保有者」に配布されることになるため、投票結果には注目が集まっていましたが、今回はこのFIP.01が93.8%の賛成票を獲得して可決されたことが報告されています。

なお、Flare Networksは今回の発表で「Flare財団や3.5%以上のFLR割り当てを受けているエンティティは投票に参加しておらず、Flareチームメンバーによる1億1,900万票のみが投票に参加した」とも説明しており、『たとえチームの票が含まれなかったとしてもFIP.01は93.03%の賛成で可決されただろう』とコメントしています。


FIP.01は93.8%の賛成票を獲得して可決されました。分析および実装のタイムテーブルは来週発表されます。

Flare Foundationはガバナンスに参加しません。さらに、3.5%以上のFLR割り当てを受けているエンティティは投票には参加せず、Flareチームメンバーによる1億1,900万票のみが投じられました。チームの票を削除しても、FIP.01は93.03%の賛成で可決されたでしょう。

今後のFLR獲得には「WFLRへのラップ作業」が必要

当初の予定では「日本時間2020年12月12日午前9時頃にXRPを保有していた方」にFLRトークンが1対1の割合で付与される予定でしたが、今回の提案が可決されたことによって、今後残り分のFLRトークンを獲得できるのは「FLRトークンをWFLRにラップした方」となります。

FLRトークンのラップ作業は自己管理型ウォレットである「Bifrost Wallet」や、Flareのガバナンス投票に参加するための専用ポータルとなる「Flare Portal」などで行うことが可能で、WFLRに変換してFTSOデータ・プロバイダーに委任すると委任報酬も獲得することができるようになっています。

Flare Networksはこれまでの発表を通じて「FLRトークンのラップ方法」や「FIP.01に関するFAQ」などの記事も公開しています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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