Unstoppable Domains:メタバース3Dアバターの「Ready Player Me」と提携
仮想通貨の送受信などで役立つブロックチェーンドメイン(NFTドメイン)を提供している「Unstoppable Domains」は2023年1月13日に、複数のメタバースで利用可能なアバターを提供している「Ready Player Me」と提携したことを発表しました。
こちらから読む:西日本鉄道、”にしてつバース”展開へ「暗号資産」関連ニュース
メタバースアバターをデジタルIDに接続
Unstoppable Domains(アンストッパブル・ドメインズ)は2023年1月13日に、複数のメタバースで利用可能なアバターを提供している「Ready Player Me(レディ・プレイヤー・ミー)」と提携したことを発表しました。
Unstoppable Domainsは、仮想通貨の送受信やWebサイト構築などに活用できるNFTドメインを販売しているプラットフォームであり、ユーザーは「myname.wallet」などといったNFTドメインを取得することが可能、NFTドメインを取得すると、そのドメインで自分のウェブサイトを構築したり、ドメイン名にウォレットアドレスを紐づけて、ドメイン名で仮想通貨を送受信することができるようになっています。
Ready Player Meは、ユーザーの写真から3Dアバターを制作できるメタバース向けのクロスゲーム・アバター・プラットフォームであり、「Bloktopia、Spacial、Somnium Space、TCL、Hiberworld、PIXELYNX」などといった複数の暗号資産・メタバースブランドとも提携しているため、作成したアバターを複数のメタバースプラットフォームで使用することができるようになっています。
Unstoppable Domainsのドメイン保有者は、Ready Player Meで作成したカスタムアバターをPFP(プロフィール写真)としてUnstoppable Domainsのプロフィールに紐付けることができるようになったとのことで、Ready Player Meの登録ユーザーには「Unstoppable DomainsでWeb3ドメインを購入するための50ドル分のクレジット」も提供されると説明されています。
また、Ready Player MeのアバターをUnstoppableブランドのウェアラブルで飾ってReady Player Meの6,000以上のパートナーアプリやゲームで紹介できるようになるとのことで、Unstoppableの650以上のパートナーアプリ・ゲーム・メタバースも「Login with Unstoppable」を使用して、Unstoppableのプロフィール写真からReady Player MeのアバターIDを取得し、それらのアバターをアプリで使用できるとされています。
「Ready Player Me」の共同創設者兼CEOであるTimmu Tõke氏と、「Unstoppable Domains」のSVP兼チャネルチーフであるSandy Carter氏は、次のように述べています。
【Ready Player Me:Timmu Tõke氏】
Ready Player MeのアバターをUnstoppableのコミュニティに提供できることをうれしく思っています。このコラボレーションによって、UnstoppableのユーザーはReady Player Meのアバター作成ツールを使ってデジタルIDを作成し、何千もの対応アプリやゲーム、Unstoppable DomainsがサポートするdAppsでそれを使用できるようになります。
【Unstoppable Domains:Sandy Carter氏】
当社は、メタバースにデジタルIDの力をもたらすことに取り組んでおり、Ready Player Meによって新しい可能性が開かれることに興奮しています。Ready Player Meと共に、人々がお気に入りのメタバースに持ち込むことができるビジュアル・アイデンティティを提供することで、メタバース体験を向上させます。
>>「Unstoppable Domains」の公式発表はこちら
>>「Unstoppable Domains」の公式サイトはこちら
こちらの記事もあわせてどうぞ