【日本初】鉄道・バスのメタバースミュージアム「にしてつバース」展開へ:西日本鉄道
西日本鉄道株式会社は2023年1月19日に、メタバース上に鉄道とバスのミュージアムを構築した「にしてつバース」を2023年2月25日にオープンすることを発表しました。鉄道とバスのミュージアムをメタバース上に構築するのは日本初で、にしてつバース内では「にしてつNFTギャラリー」も展開、車両の写真がデザインされたオリジナルカードをLINE NFT上で販売するとも報告されています。
こちらから読む:北斗の拳、The Sandboxで世紀末LAND展開「メタバース」関連ニュース
オリジナルカードのNFT販売なども予定
西日本鉄道株式会社は2023年1月19日に、メタバース上に鉄道とバスのミュージアムを構築した「にしてつバース」を2023年2月25日にオープンすることを発表しました。同社は修正第15次中期経営計画で”メタバースの活用”を重点戦略として掲げているとのことで、鉄道とバスのミュージアムをメタバース上に構築するのは日本初の取り組みであるとも報告されています。
「にしてつバース」は無料で利用することが可能で、アバターを操作してミュージアムを回遊しながら、3D車両や各種展示などを鑑賞できるほか、電車やバスの車両運転席でのスイッチ操作体験などを楽しむことが可能、今後は電車やバスに関する企画展を開催するなど、魅力あるコンテンツを定期的に発信していくと説明されています。
また、にしてつバース内では「にしてつNFTギャラリー」も展開、データやデジタルコンテンツの唯一性を保証する仕組みであるNFTを活用して、車両の写真がデザインされた同社のオリジナルカードをNFTマーケットプレイスである「LINE NFT」上で販売するとも報告されています。
西日本鉄道は「にしてつバース」をバーチャルイベント会場やサービス提供の場として活用してメタバース上でさまざまな企画を展開し、新たな価値創造や顧客接点の強化に取り組んでいくことを予定しているとのことで、「にしてつバース」や「にしてつNFTギャラリー」の概要については以下のように説明されています。
「にしてつバース」の概要
【概要】
「にしてつバース」はメタバース上に構築した鉄道やバスのミュージアム。3D車両や各種展示などを鑑賞できるほか、電車やバスの車両運転席でさまざまなコンテンツの体験を楽しむことができる。
【サービス開始日】
2023年2月25日(土)
【利用料】
無料
【制作会社】
株式会社ドリームホールディングス
【利用方法】
- 公式サイトもしくは公式アプリからアクセス
- アバターを選択し、ニックネーム入力
- エントランスからスタート
【コンテンツ】
■鉄道ミュージアム
- 3Dモデル(5000形)の展示、車両操作体験:車両運転席でドア開閉やワイパー・ランプの点灯などの操作が体験できる
- 先頭車両(トレインヘッド)の展示:3000形・9000形・600形や観光列車(旅人・水都・THE RAIL KITCHEN CHIKUGO)の車両の一部を展示
- 常設ギャラリー:普段は見られない車両や保線作業中の写真などを展示
■バスミュージアム
- 3Dモデル(スマートループ)の展示、車両操作体験:車両運転席でドア開閉や運賃モニターなどの操作が体験できる
- バスヘッドモデルの展示:一般路線バス、BRT(連節バス)、高速バス、福岡オープントップバスの車両の一部を展示
- 常設ギャラリー:西鉄を題材にした漫画「マンガでわかる!西鉄バス運転士」のイラストを展示
にしてつNFTギャラリーの概要
【名称】
にしてつNFTギャラリー
【概要】
鉄道やバスの車両の写真がデザインされた同社オリジナルカードをNFTとして販売
【販売サイト】
LINE NFT(にしてつバース内の展示品をクリックすると、LINE NFTの販売ページが表示されます。購入にはLINE NFTアカウント登録が必要となります。)
【オープン日】
2023年2月25日(土)予定
【イメージ】
画像左:600形
画像右:高速バス(ハーモニー)
こちらの記事もあわせてどうぞ