1inch Network:カード型ハードウェアウォレット「1inch Hardware Wallet」を発表


分散型取引所(DEX)のアグリゲーターである「1inch Network」は2023年1月19日に、暗号資産を安全に保管することができるハードウェアウォレット「1inch Hardware Wallet」を発売する計画を発表しました。このハードウェアウォレットは2023年後半から販売される予定だと報告されています。

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2023年後半に「1inch Hardware Wallet」発売へ

分散型取引所(DEX)のデータを集約して最適なレートを提供するDEXアグリゲーター「1inch Network」は2023年1月19日に、暗号資産を安全に保管することができるハードウェアウォレット「1inch Hardware Wallet」を発売する計画を発表しました。

「1inch Hardware Wallet」は、1inch Foundationからの助成金を受けて1inch Network内で活動する独立したチームによって開発が進められているハードウェアウォレットであり、現在は開発の最終段階で2023年後半には発売される予定だと報告されています。

このハードウェアウォレットは重さ70g・薄さ4mmのコンパクトなカードサイズのウォレットとなっっており、具体的な特徴としては以下のような点が挙げられています。

有線接続を必要としない完全なエアギャップ方式

最大限のセキュリティを確保するために、ボタンがなく有線接続を必要としない「完全なエアギャップ方式」を採用。全てのデータはQRコードかNFCを用いてやり取りされる。

透明なトランザクション署名

ユーザーは他のデバイスで提供されているブラインド署名(署名者にメッセージの内容を見せることなく署名をしてもらう方式)とは対照的に、透明なトランザクション署名を利用することができる。

ハッカーの攻撃や資金盗難を防止するために「トランザクションの完全な解析」と「呼び出しデータのオフライン分析」が行われる。ユーザーが署名している取引がウェブ上やモバイルアプリで侵害された場合、デバイスは直ちにそのことをユーザーに通知する。

複数のウォレットを管理可能

ユーザーは異なるシードフレーズを持つ複数のウォレットセットを作成して管理することが可能。各ウォレットはBIP44に準拠したHierarchical Deterministic(HD)ウォレットアルゴリズムを使用して、新しいウォレットセットを作成する。

初回使用時には最大数のウォレットがランダムに生成され、デバイス所有者以外がそれを知ることはできない。一方、異なるピンコードによって異なるウォレットセットにアクセスすることができ、市場のセキュリティギャップを埋めることができる。

防水・頑丈・軽量・便利・コンパクトなカード型

デザイン面でも様々な工夫を凝らした結果「カードサイズ・重さ70g・薄さ4mm」というコンパクトなカード型ウォレットを実現した。

明暗モード対応の2.7インチE-Inkグレースケールタッチディスプレイを採用して、使いやすさと利便性を追求。「Gorilla Glass 6」や「ステンレス製フレーム」を採用することによって頑丈さや防水性も備えている。

ワイヤレス充電対応・約2週間の使用が可能

ワイヤレス充電に対応しているだけでなく、リチウムポリマー電池を採用することによって1度の充電で約2週間使用できるように設計されている。

5色のカラーバリエーション

「1inch Hardware Wallet」は合計5色のカラーバリエーションで展開。

(画像:1inch)(画像:1inch)

「1inch Hardware Wallet」は2023年後半に発売予定とされていますが、現在は詳細を記載した専用ページも公開されていて、専用ページからウェイティングリストに参加することも可能となっています。

>>「1inch Network」の公式発表はこちら
>>「1inch Hardware Wallet」の詳細はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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