アバランチのDEX「Trader Joe」、イーサL2「Arbitrum」にマルチチェーン対応へ

Trader JoeがArbitrumに対応へ

アバランチ(Avalanche)ブロックチェーン上で稼働するDEX(分散型取引所)プロトコルのトレーダージョー(Trader Joe)が、初のマルチチェーン展開としてイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2スケーリングソリューションのアービトラム(Arbitrum)に対応することを12月1日発表した。

発表によるとトレーダージョーは数日中にアービトラムのテストネットにローンチするとのこと。またメインネットであるアービトラムワン(Arbitrum One)には1月上旬までに展開する計画とのことだ。

なおトレーダージョーのアービトラム対応は限定的なものになるとのこと。トレーダージョーのネイティブトークン「JOE(ジョー)やレンディングプラットフォームの「バンカージョーBanker Joe」、NFTマーケットプレイス「ジョーペグ(Joepegs)」の機能についてはアバランチのみでサポートされ、アービトラムにはデプロイされないとのことだ。

アービトラムはオプティミズムロールアップ(Optimistic Rollups)を採用したイーサリアムのL2スケーリングソリューションとして2021年9月にローンチしたブロックチェーンだ。アービトラムのネットワークにはDeFi(分散型金融)とNFT向けのアービトラムワンの他に、ゲーム向けのアービトラムノヴァ(Arbitrum Nova)がある。

なお9月にはアービトラムワンを高速化し手数料を削減するためのアップグレード「ニトロ(Nitro)」が実装されている。なおアービトラムワンは「ニトロ」実装前と比較してスループットが7倍から10倍向上したとのことだ。

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参考:TRADER JOE
デザイン:一本寿和
images:iStocks/bestdesigns

参照元:ニュース – あたらしい経済

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