【月間海外NFTニュース】2022年11月|これだけは押さえたいニュース6選

本記事では、今月1ヶ月間の海外ニュースの中から、NFT Media編集者が話題のニュースを厳選し、まとめて紹介しています。

1週間ごとにもニュースを記事にまとめて紹介しているので、お手隙の際にぜひご覧ください。

【ビールメーカーの「バドワイザー」と「FIFA」が提携】ワールドカップの試合状況を追跡する”リアルタイムNFT”とは?

バドワイザー

アメリカのビールメーカーである「Budweiser(バドワイザー)」はFIFA(国際サッカー連盟)と連携し、NFTをリリースしました。

このNFTコレクションは、サポーターがワールドカップの参加チームの中からお気に入りのチームを選択し登録すると、ワールドカップ期間中、そのチームの情報を追うことができます。

これはライブデータを追跡する「リアルタイムNFT」と呼ばれ、登録チームの最新のスコアが表示される仕組みになっています。

ライブスコアボードのNFTは、今回バドワイザーとFIFAによって初めて登場するNFTのスタイルです。

また、コレクションのホルダーの中から抽選で1名様にはゴールドNFTが付与され、ホルダーとゲスト1名は実際にカタールで観戦する360エクスペリエンスと呼ばれる機会を獲得するチャンスもあります。

これには往復航空券、ホテル、試合観戦チケット、VIP待遇が含まれています。

企業:バドワイザー

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【OpenSea】クリエイターフィーについて新発表

【OpenSea】クリエイターフィーについて新発表
引用:https://opensea.io/blog/announcements/on-creator-fees/

大手マーケットプレイス「OpenSea」は、クリエイターフィーに関する新たな取り組みとしてオンチェーン化するためのツールを発表しました。

2022年11月8日(火)午後12時(日本時間9日午前2時)より新しいコレクションに対して、コードを追加することでNFTの販売はクリエイターフィーを強制するマーケットプレイスのみに限定されます。

既存コレクションに対しては、オンチェーンでのクリエイターフィーの設定が困難であると考えられているため、追加発表は12月8日以降になると言われています。

また、今後数ヶ月の間に、クリエイターフィーの実施と新しいビジネスモデルのサポートについて、繰り返し発表を行うことを予定しています。

企業:OpenSea

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仮想通貨取引所大手【FTX】が破産、ETHやSolanaが暴落

仮想通貨取引所大手【FTX】が破産、ETHやSolanaが暴落
引用:https://twitter.com/FTX_Official/status/1585203912583544833?s=20&t=8eY51g0CGCs8o1pWgrlJ2g

FTXは2022年11月12日、破産申請したことを発表しました。

これにより、FTXは保有する暗号資産の一部を売却せざるを得なくなり、Ethereum(イーサリアム)やSolana(ソラナ)といったトークンの価格は暴落しました。

EthereumとSolanaはNFTの2大チェーンであり、最も多くの取引量が記録されています。

この両プロトコルのNFT取引はFTXは破産により大きな打撃を受けました。

OpenSeaのSolanaの取引量は、過去数日間で70,000ドルから14,000ドルへと80%減少しています。

さらに、ソラナのトップNFTマーケットプレイスである「Magic Eden」の取引量は、この期間中にほぼ半分に減少しています。

OpeaSeaの1日のEthereumの取引量は、6,000ETHから3,900ETHとほぼ半分に減少しています。

これは710万ドル(約9億8,600万円)から460万ドル(6億3,800万円)に減少したということです。

企業:FTX

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https://nftnewstoday.com/2022/11/12/nft-markets-collapse-following-the-ftx-crash/

【Binance(バイナンス)】無料のWeb3に関する教育コースを新たに開設

引用:https://twitter.com/BinanceAcademy/header_photo

仮想通貨取引所である「Binance(バイナンス)」は、Binanceアカデミー教育プラットフォームを通じて、NFT、メタバース、ブロックチェーンなど、Web3に関連する無料のオンライン教育プログラムを新たに提供することを発表しました。

今回発表されたコースの開設目的は、デジタル資産の投資の例、メリットやリスク、ブロックチェーンの基礎、業界の将来性についてなど、Web3に関する知識をあらゆる切り口から学ぶ機会を一般の人に提供することです。

Web3業界は、詐欺による倒産が相次いでおり、この業界の陥りやすい危険な側面について学ぶ機会はとても重要なことです。

Binanceが提供するこの教育コンテンツは、全くの初心者から中級者、上級者レベルまで幅広い層の受講者に対応できるように構成されています。

新たなプログラムは、6つのコースで構成されており、各コースの修了時にクイズに解答すると、NFTの修了証明書を取得することができます。

これは教育業界でNFTがどのように採用されているかを示す一例となるでしょう。

企業:Binance

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【アディダス】ウェアラブルNFTコレクションを発表

【アディダス】ウェアラブルNFTコレクションを発表

「adidas(アディダス)」は、バーチャルウェアラブルNFTの限定コレクションを発表しました。

このコレクションは、アディダスの、

・コミュニティベース

・メンバーファースト

・オープンメタバース戦略

の3つを強化していくために作成されました。

ウェアラブルNFTは16個のコレクションで構成されています。

これらは、2022年5月に発売されたカプセルNFTコレクションのホルダーは、エアドロップで入手することができます。

しかし、16種類を獲得するためには、既存のカプセルNFTを「公開・交換」する必要があり、既存のNFTを燃やすことで、ウェアラブルNFTを入手できる仕組みとなっています。

既存コレクションを所持していない方は、マーケットプレイスにて購入することができます。

企業:アディダス

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https://nftnewstoday.com/2022/11/19/adidas-originals-virtual-wearables-nft-collection/

【インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツ】初のNFTコレクションを発表

インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツ、初のNFTコレクションを発表
引用:https://intercontinental.claireluxtonnft.com/

世界最高級のホテルブランドのひとつである「インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツ」は、初のNFTコレクションを発表しました。

このコレクションはイギリスの現代アーティストであるクレア・ラクストン氏とのコラボレーション作品であり全部で10種類です。

今回のNFTが両者にとって初めての試みであり、ラクストン氏の作品の特徴である自然の動植物を用いて、世界旅行の美しさを表現した作品となっています。

ブラジルのベレンにあるインターコンチネンタルホテルの第一号を表現した青と黄色のコンゴウインコや、バラクラバ湾にあるインターコンチネンタル・モーリシャスを象徴するパンサーカメレオンなどをモチーフにしたアニメーション作品がバーチャルNFTギャラリーで展示されます。

当ホテルのリワード会員は、12月9日までIHGワンリワードのオークションプラットフォームにて、ポイントを使用してNFTの一部を入札することができます。

落札者には、NFTの所有権だけではなく、2023年にオープンするインターコンチネンタル・ ローマ・アンバシアトリ・パレスの宿泊権なども付与される予定です。

企業:インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツ

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参照元:NFT Media

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