グランド・セフト・オート(GTA)での暗号資産・NFT利用を禁止:Rockstar Games


グランド・セフト・オート(Grand Theft Auto/GTA)などの人気ゲームを手掛けている大手ゲームソフトメーカー「Rockstar Games」は2022年11月18日に、ロールプレイサーバーに関するルールを更新し『オンラインのGTAサーバーで暗号資産やNFTを使用することは認められない』ということを説明しました。

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「暗号資産やNFTの使用・販売は認められない」と説明

Rockstar Games(ロックスター・ゲームズ)は2022年11月18日に、グランド・セフト・オート(Grand Theft Auto/GTA)の世界をカスタマイズして遊ぶことができるPCバージョン用のマルチプレイヤーMODである「ロールプレイサーバー」に関するルースを更新し、暗号資産やNFTの使用が認められないことを明記しました。

仮想通貨業界では「GTAなどの人気ゲームに暗号資産やNFTを活用しようとする動き」に以前から注目が集まっており、一部ではゲーム内アイテムなどをNFT化して売買できるようにしたり、FPSゲームで敵を倒した時にBTCを獲得できるようにするツールが提供されています。

グランド・セフト・オート(GTA)に関連する一部のオンラインサーバーでも、GTAの世界に暗号資産やNFTを組み込んだサービスが提供されていることが報告されていましたが、Rockstar Gamesが公開したロールプレイサーバーのルールに関する説明の中では『現実世界の通貨やゲーム内通貨でルートボックスを販売したり、仮想通貨を販売したり、暗号資産やNFTを使用したりすることは許可されない』ということが記載されています。

OTF GamingもNFT関連サーバーを削除

人気ラッパーのLil Durk(リル・ダーク)氏は最近「Trenches」と呼ばれるNFTを活用したGTAロールプレイサーバーを立ち上げていましたが、同氏のゲーム組織である「Only the Family Gaming(OTF Gaming)」は2022年11月20日のツイートでRockstarの親会社である「Take-Two Interactive」の法律顧問からの連絡を受けたことを理由にサーバーを削除したことを発表しています。


仮想通貨業界では以前から『最新作GTA6に仮想通貨報酬関連の内容が含まれる可能性がある』との噂が注目を集めていましたが、今回公開されたルールなどを踏まえて考えると、現実世界でも利用可能な仮想通貨・NFTがGTAのゲームに組み込まれる可能性は低いと考えられます。

ゲーム関連では、世界的に人気のサンドボックスゲーム「Minecraft(マインクラフト/マイクラ)」でのNFT活用にも注目が集まっていましたが、Minecraftも今年7月に『マインクラフトにNFTやブロックチェーンを導入するつもりはなく、マイクラ関連のNFT作成も認められない』との公式発表を行なっています。

>>「Rockstar Games」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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