【NFT×不動産】Roofstockマーケットプレイスが初の現物の住宅NFTを販売
デジタル不動産マーケットプレイス「Roofstock」は、NFTマーケットプレイスで史上初のWeb3による現物不動産の即時売却・決済を行ったことを発表しました。
NFT化して取引を行うことで、通常の取引とはどのような違いがあるのでしょうか。
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ステーブルコイン「USDC」を用いて物件を購入
引用:https://marketplace.roofstockonchain.com/marketplace/roofstock/0
取引が行われたアメリカサウスカロライナ州の一戸建て賃貸物件は、10月14日(金)に175万ドル(2億5,800万円)で売却され、購入者はステーブルコイン「USDC」を使用して物件を購入しました。
(※ステーブルコインとは、法定通貨とベッグ(紐付け)しているため価格が安定している仮想通貨のこと)
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今回の取引はスマートチェーン技術を用いて瞬時に行われたため、支払う手数料は通常よりはるかに低い3%に抑えられました。
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NFT技術は不動産の販売方法の革命となる?
不動産をNFTに移行することによって、不動産業者や弁護士などの中間業者を介することなく取引が行えるようになるため、手数料の削減と所有権移転のスピードアップを図ることができ、住宅の販売方法を改革する役割を果たすのです。
NFTマーケットプレイスで取引を行うことで、不動産の投資家は、多大な書類や法外な人件費等に翻弄されることから解消されるのです。
すなわち、NFT技術を組み合わせることによって、流動性の低い市場であるはずの「不動産」の流動性を高める可能性もあります。
わずか数クリックで不動産の取引が完了
デジタル不動産マーケットプレイス「Roofstock」を提供している「Roofstock onChain」は、一戸建て住宅を専門に販売しており、ブロックチェーン上で住宅の所有権のトークンを構成しています。
このトークンは「Home onChainトークン」と呼ばれ、NFTとして発行されています。
マーケットプレイス上にあるNFT化された不動産物件の特徴は、わずか数回のクリックで取引が行えるということです。
NFT技術によって不動産といった大きな買い物でも、いたってシンプルに取引が行えるのです。
最後に
「Roofstock onChain」が初めてNFTとして住宅を販売したことは、NFTの実際の使用事例として大きなインパクトを与えるものとなりました。
今後数ヶ月の間に、より多くの不動産のNFT化や住宅の取引事例が増えていくことでしょう。
Roofstock:
https://www.roofstock.com/
Roofstock ツイッター:
https://twitter.com/Roofstock?s=20&t=BXEUoGv7XCOWH3p5hwJBAw
Roofstock onChain:
https://onchain.roofstock.com/
Roofstock onChain ツイッター:
https://twitter.com/rsonchain?s=20&t=t7H32dEOUxM3slWUcPh_Vg
元記事:https://nftnewstoday.com/2022/10/20/first-ever-nft-house-sale-on-nft-marketplace/
参照元:NFT Media