myNFTが欧州初の【NFT自動販売機】を「NFT.LONDON」に出展、NFT購入の障壁を取り払うことが狙い
低コストNFTマーケットプレイスである「myNFT」は、11月2日から4日まで開催されるNFT.Londonカンファレンスにおいて、ヨーロッパ初のNFTの自動販売機を展示することを発表しました。
NFT.London
https://www.nft.london/
この自動販売機は、現在ベータ版として稼動している「myNFTマーケットプレイス」の開始を記念したものです。
シンプルかつ親しみやすさを追求し、NFTの普及を目指す
引用:https://twitter.com/nftcalendar/status/1586048523446800386?s=20&t=6Noxzo1kywWLPrPxZkIouw
「myNFT」
この自動販売機の設置によって、NFTの購入プロセスを簡素化できるため、メインストリームへの普及を促すと考えています。
NFTの普及を阻む大きな要因は、「アクセスの複雑さ」です。
例えば、ウォレット設定には技術的な知識が必要で、ほとんどのNFTプラットフォームは直感的に操作しにくく、簡単にアクセスできるものとは言い難い部分があります。
さらには、ガス代が高い、支払い方法が暗号通貨に限定されているなどの欠点もあります。
より多くの人に普及させるには、シンプルかつ親しみやすいものや、フィアットオンランプなどのアクセスしやすいNFTの購入方法が必要です。
(※フィアットオンランプとは、法定通貨を暗号通貨に変換できるサービスのこと。)
「myNFT」の共同創業者であるヒューゴ・マクドナフ氏は声明の中で、「NFTという分野が成長するための最善の方法は、多くの人に関与してもらうことであり、それには障壁を取り払う必要がある」と述べています。
わずか数秒でNFTを購入可能
- 定額料金:10ポンド(約1,700円)
- 設置場所:クイーン・エリザベス2世センター(カンファレンス会場そばのロンドンのウェストミンスター内)
カンファレンス来場者だけでなく、通りすがりの人でもNFTを購入することができます。
- 購入制限:一人当たり5NFTまで
- 支払い方法:Google Pay、Apple Payなど
画面に表示された封筒を選び、コードを入力して料金を支払うと、QRコードが表示され、そこからNFTを保管するデジタルウォレットを含む無料のmyNFTアカウントにサインアップすることができます。
売上は全てチャリティー団体に寄付
今回設置される自動販売機の売上は、すべてブロックチェーンエコシステム通じて公共財の資金調達に注力するコミュニティ「Giveth」と、重病の子どもたちに専門看護師を支援する「Roald Dahl's Marvellous Children's Charity」に寄付されます。
Giveth:
https://giveth.io/
Roald Dahl's Marvellous Children's Charity:
https://www.roalddahlcharity.org/donate/
世界中の人々が慣れ親しんでいる購入手段「自動販売機」
自動販売機での販売は、一見アナログで時代遅れに見えるかもしれませんが、そうではありません。
メインストリームに普及を広めるためには、シンプルさと親しみやすさが必要となり、まさに自動販売機は、世界中の多くの人が慣れ親しんでいる流通形態のため、いわば革新的なNFTの配布方法なのです。
myNFT:
https://www.mynft.com/
myNFTツイッター:
https://twitter.com/myNFT?s=20&t=-ckVLwPKdKlqQ5gYMpnX5A
参照元:NFT Media