コインチェック「Animoca Brands」との戦略的パートナーシップを強化
コインチェック(Coincheck)は2022年10月4日に、ブロックチェーンゲームなども手がける香港のWeb3.0企業「Animoca Brands(アニモカ・ブランズ)」との戦略的パートナーシップを強化して、関連NFTの新規取扱いなどNFT・メタバース関連事業の拡大を加速させていくことを発表しました。
こちらから読む:BINANCE、第1回目のLUNC手数料バーン実施「暗号資産」関連ニュース
Animoca Brandsとの戦略的パートナーシップを強化
コインチェック(Coincheck)は2022年10月4日に、ブロックチェーンゲームなども手がける香港のWeb3.0企業「Animoca Brands」との戦略的パートナーシップを強化して、関連NFTの新規取扱いなどNFT・メタバース関連事業の拡大を加速させていくことを発表しました。
Animoca Brands(アニモカ・ブランズ)は香港を拠点とするモバイルゲーム開発会社であり、人気のメタバースプラットフォームである「The Sandbox」などを含めた複数のブロックチェーン子会社を有していることでも知られています。
コインチェックとアニモカ・ブランズは以前から連携していましたが、今回の発表では『2020年以来の両社の連携の実績を踏まえ、今後、戦略的パートナーシップをさらに強化していくことを合意した』と報告されています。
Animoca Brands関連NFTを戦略的に取扱い
Animoca BrandsはブロックチェーンゲームメーカーとしてIP(知的財産)やコンテンツ開発の役割を担い、コインチェックは日本市場におけるディストリビューターとコミュニティ創出の役割を担うとのことで、具体的には、Animoca Brandsやグループ企業・出資先プロジェクトのNFTを、コインチェックのNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」で戦略的に取扱い、日本市場で流通させることでプロジェクトの活性化に貢献して行く予定だと報告されています。
なお、Coincheck NFT(β版)では「The Sandbox」内の土地(LAND)と、Yuga LabsとAnimoca Brandsによるメタバースプロジェクト「Bored Ape Yacht Club」とも連係する「Otherside」内の土地「Otherdeed」が取扱開始されており、The Sandboxでは「Oasis TOKYO」、Othersideでは「Oasis MARS」というメタバース土地の開発も進められています。
「Animoca Brands」の共同創業者・会長であるYat Siu氏と、「コインチェック」でNFTやメタバースなどのWeb3関連新規事業を統括している天羽健介氏は、今回のパートナーシップ強化について次のようにコメントしています。
【Animoca Brands:Yat Siu氏】
コインチェックとのコラボレーションを強化し、よりプレミアムなNFT・メタバース・ゲームプロジェクトを、日本で積極的にWeb3のプロダクトを楽しんで活用していただいている皆様に提供できることを光栄に思います。日本を代表する暗号資産とNFTの取引所であるコインチェックは、Animoca Brandsにとって非常に重要な戦略的パートナーです。私たちは、いくつかのオープンメタバースプロジェクトを通じて強い信頼関係を築いてきました。今後、これまで以上に緊密に連携を取りながら一緒に事業を進めていけることをとても楽しみにしています。
【コインチェック:天羽健介氏】
これまで築いてきた信頼をもとに、NFT業界のリーディング企業であるAnimoca Brandsと一緒にマスアダプションを進められることをとても嬉しく思います。『The Sandbox』や『Otherside』のように次世代のSNSとして注目を集めるオープンメタバースプロジェクトやAnimoca Brandsが開発するGamefiプロジェクトには無限の可能性があります。私たちは役割を明確にし強固なパートナーシップを結ぶことでNFTとクリプトの2つの側面から日本市場のブリッジとなりWeb3業界を盛り上げていきます。認知獲得を目的としたNFT販売に加えて、クリエーターやユーザーコミュニティの創出を行っていきます。是非今後の両社の共同の取組みにご期待ください。
>>「コインチェック」の公式発表はこちら
>>「Animoca Brands」の公式発表はこちら
こちらの記事もあわせてどうぞ