国内Web3関連企業による資金調達情報 6選

はじめに

近年日本では、NFTやメタバースなどのWeb3関連事業を行なっている会社が増えており、資金調達を実施ている企業もニュースで見かけるようになりました。

そんな日本国内で資金調達を実施してWeb3関連事業を行なっている企業を6つご紹介します。

資金調達を実施した国内Web3関連企業 6選

日本国内において資金調達を実施したWeb3関連企業として、以下の6社を紹介します。

  • double jump.tokyo
  • Gaudiy
  • ナッジ
  • ONE
  • Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.
  • Cool Connect

double jump.tokyo

double jump.tokyo

引用: doublejump.tokyo、30億円の資金調達を実施

double jump.tokyoは2018年4月に設立され、ブロックチェーン技術を用いたゲーム開発会社として世界No. 1を記録した『My Crypto Heroes』など、ブロックチェーンゲームを中心に事業を行なっています。

同社は2022年4月に、事業拡大と人材・組織体制の強化を目的にシリーズCにて30億円の資金調達を実施しました。

詳細は、以下のとおりです。

会社名double jump.tokyo Inc.
HPhttps://www.doublejump.tokyo/
事業内容ブロックチェーン技術を用いたゲームおよびアセットの開発・運営・販売
資金調達額30億円
出資者Access Ventures電通ベンチャーズ
Infinity Ventures Crypto
(ほか13の出資者)
調達ラウンドシリーズC
リリース時期2022年4月27日

Gaudiy 

Gaudiy 

引用:Gaudiy(ガウディ)、シリーズBで25億円を調達。採用・組織拡大に注力。

Gaudiyは、ファンプラットフォーム『Gaudiy Fanlink』の運営を中心に事業展開を行なっている会社です。

同社は2022年6月、シリーズBラウンドおいて25億円の資金調達を実施しました。

詳細は、以下のとおりです。

会社名株式会社Gaudiy
HPhttps://gaudiy.com/
事業内容ブロックチェーン技術を活用したトークンエコノミー事業
資金調達額25億円
出資者STRIVEJAFCOSBIインベストメントKDDIバンダイナムコエンターテインメント
調達ラウンドシリーズB
リリース時期2022年6月1日

ナッジ 

ナッジ 

引用:ナッジ株式会社、サービス拡大のためのシリーズA資金調達実施のお知らせ

ナッジは、Web3時代のチャレンジャーバンクを目指し、次世代型クレジットカード「Nudge(ナッジ)」を提供している会社です。

ナッジが行なっている事業は「Cashless to Earn」をコンセプトとしたもので、利用金額に応じて各クラブやアーティストNFTがもらえる仕組みを実装しています。

詳細は、以下のとおりです。

会社名ナッジ株式会社 (Nudge Inc.)
HPhttps://nudge.works/
事業内容次世代クレジットカード活用したサービスの開発
資金調達額25億円超
出資者One CapitalInsignia Venture PartnersDG Daiwa Ventures
(ほか5の出資者)
調達ラウンドシリーズA
リリース時期2022年6月14日

ONE 

ONE 

引用:自分の保有しているNFTのオリジナルグッズが購入できるサービス『Super NFT Products』をリリース!

ONEは、自身が所持しているNFTをオリジナルグッズとして購入できるサービス『Super NFT Products』を提供している会社です。

同社は2022年5月、East Venturesから1,000万円の資金調達を実施しました。

詳細は、以下のとおりです。

会社名ONE, Inc.
HPhttps://0x1.company/
事業内容ブロックチェーン技術を用いたアプリ等プロダクトの開発・運営
資金調達額1,000万円
出資者East Ventures
調達ラウンドシリーズA(想定)
リリース時期2022年5月10日

Digital Entertainment Asset Pte. Ltd. 

引用:Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.公式サイト

Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.は、NFTカードバトルゲーム『JobTribes』や、NFTマーケットプレイス『PlayMining NFT』、「BNB ​​Chain」に対応した NFTマーケットプレイス『PlayMining NFT Premier』などの事業を展開している会社です。

同社は2022年1月、プレシリーズAラウンドにおいて、JAFCO Asia S-8 FundシリーズやSpartan Group LLC. 、その他複数上場企業を引受先とし、14億円の資金調達を実施しました。

詳細な情報は、以下のとおりです。

会社名Digital Entertainment Asset Pte.Ltd.
HPhttps://dea.sg/
事業内容GameFiプラットフォーム事業
資金調達額14億円
出資者JAFCO Asia S-8 FundシリーズSpartan Group LLC.
(ほか複数の出資者)
調達ラウンドプレシリーズA
リリース時期2022年1月19日

Cool Connect

引用:PR TIMES

Cool Connectは、NFTコレクションである「CoolGirlNFT」を運営するクリエイターである井本晶氏によって設立された会社です。

同社は2022年7月、プレシードラウンドにてWeb3関連企業に積極的に投資を行っているSkyland Venturesを引受先とし、2,100万円の資金調達を実施しました。

詳細は、以下のとおりです。

会社名株式会社Cool Connect
HPなし
事業内容NFTの制作・販売
資金調達額2,100万円
出資者Skyland Ventures
調達ラウンドプレシード
リリース時期2022年7月6日

最後に

近年、日本国内においてもWeb3やNFT、メタバースといった言葉をよく耳にするようになってきました。

そんな中、Web3関連事業を展開する会社も徐々に増えていき、本記事で紹介したように資金調達を実施し、大きく成長させていこうとしている企業が誕生してきています。

現在は大きな盛り上がりを見せた時期よりは市場が衰退していますが、Web3本来の特徴などにより目を向けていくようになりました。

このような流れから、今後はより生活や社会に寄り添ったビジネスが生まれてくると思います。

今後もWeb3関連の事業は増えてくると思うので、目を離せません。

参照元:NFT Media

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