ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2022年9月11日〜17日
2022年9月11日〜17日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
こちらから読む:2022年9月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧
米バイデン政権「暗号資産に関する開発枠組み」を公開
米ホワイトハウスは2022年9月16日に「暗号資産・仮想通貨・デジタル資産の責任ある開発のための包括的な枠組み」を初めて発表しました。今回公開された開発枠組みでは、デジタル資産関連の不正行為を阻止しつつ、金融分野のイノベーションを推進するために様々な取り組みを行っていくことが説明されています。
公開された枠組みの日本語訳はこちら
仮想通貨の取引情報、各国で共有へ
日本・米国・欧州などを中心とした各国が、暗号資産取引に関する課税逃れを防ぐために”仮想通貨取引情報を交換・共有できるようにする枠組み”を構築することが明らかになりました。
ドルや円などの法定通貨では各国が税務調査の必要に応じて口座残高などの情報をやりとりしていましたが、今回の報道では「仮想通貨取引でも各国が情報を共有できるようにして、適正な課税に向けた環境整備を進める」ということが報告されています。
早ければ2025年頃にも開始?
韓国:Terra(LUNA)創業者など6名に逮捕状
韓国の裁判所がLUNA・LUNC・USTCなどの開発で知られる「Terraform Labs」の共同創設者Do Kwon(ドゥ・クウォン)氏ら6人の逮捕状を発付したことが明らかになりました。
検察当局は仮想通貨「LUNA」を投資契約証券に該当すると判断した上で、Do Kwon氏ら6名に「資本市場法違反」を容疑をかけており、Do Kwon氏らは詐欺的な不正取引を行なったと指摘しています。
報じられている内容はこちら
Sweatcoinの仮想通貨「SWEAT」取引所に続々上場
歩くことによって仮想通貨を稼ぐことができる「Move to Earn(M2E)」の仕組みを採用した人気のアプリ「Sweatcoin(スウェットコイン)」で、長い間待ち望まれていた仮想通貨「SWEAT」のトークン生成イベントが実施されました。
SWEATは既に「OKX・Bitfinex・FTX・KuCoin・Bybit」などといった複数の暗号資産取引所に上場しており、現在は「Sweat Wallet」でSWEATのステーキングも可能となっています。なお、今回公開したステーキング開始の記事では”SWEATのステーキング方法”も画像付きで解説しています。
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スターバックス:Polygon・NFT活用の新サービス
Starbucks(スターバックス)は2022年9月12日に、ポリゴン(Polygon/MATIC)のブロックチェーン技術やNFTを活用してWeb3体験を提供する『Starbucks Odyssey(スターバックス・オデッセイ)』と呼ばれる新サービスを発表しました。
Starbucks Odyssey(スターバックス・オデッセイ)は、スターバックスのロイヤルティプログラム「Starbucks Rewards」に参加するメンバーと米国のパートナー(従業員)向けに提供される新サービスであり、具体的にはNFT形式で発行されるデジタルスタンプを集めたり購入したりすることが可能、このデジタルスタンプを通じて新たな特典やコーヒー体験にアクセスすることができると説明されています。
スタバ新サービスの詳細はこちら
MicroStrategy:株式売却でBTC購入資金調達
ビットコイン(BTC)を購入・保有し続けていることでも知られる「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」が、5億ドル(約716億円)相当のクラスA普通株式売却に関する契約を締結したことが2022年9月9日に公開された米証券取引委員会(SEC)の提出資料で明らかになりました。この株式売却で調達された資金の一部はビットコインの購入にも充てられる予定だと報告されています。
報告されている内容はこちら
イーサリアム:大型アップグレード「The Merge」完了
イーサリアム(Ethereum/ETH)は日本時間2022年9月15日15時43分頃に大型アップグレード「The Merge(マージ)」の実装を完了しました。今回の大型アップグレード完了によって、イーサリアムのブロックチェーンは「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)」のコンセンサスメカニズムへと移行しました。
また、現在はプルーフ・オブ・ワーク(PoW)を採用したイーサリアム「ETHW」の上場発表も続々と行われており、MetaMask(メタマスク)のような自己管理型ウォレットでETHを保有していた場合は、ネットワークの追加作業を行うことによってETHWやETFの受け取りを確認することができるようになっています。
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