ELF Mastersの「ゲームトークンIEO」に向けた契約締結:bitFlyer×HashPalette


biFlyer(ビットフライヤー)とHashPalette(ハッシュパレット)は2022年9月1日に、日本初のPlay to Earn型ブロックチェーンゲーム「ELF Masters(エルフマスターズ)」のIEO実施に向けた契約を締結したことを発表しました。

こちらから読む:金融庁、2023年度の税制改正要望を公表「国内ニュース」

エルフマスターズのIEO実施に向けた契約を締結

biFlyer(ビットフライヤー)とHashPalette(ハッシュパレット)は2022年9月1日に、日本初のPlay to Earn型ブロックチェーンゲーム「ELF Masters(エルフマスターズ)」のIEO実施に向けた契約を締結したことを発表しました。

IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)とは、暗号資産・トークンを発行して資金調達を行う仕組みの中でも暗号資産取引所が支援する形式でトークン発行・販売を行う資金調達方法のことであり、「トークン販売前に交換業者の審査が入ることによってより信頼性の高いトークンが販売される」という点や「トークン販売後の取引所上場が保証されている」という点などで人気の資金調達方法となっています。

ELF Masters(エルフマスターズ)は、HashPaletteが開発するNFT流通に特化したブロックチェーン「パレットチェーン」を基盤とする日本初のファンタジーアドベンチャー型ブロックチェーンゲームであり、ゲームをプレイすることによって稼ぐことができる「Play to Earn」の仕組みを採用しています。

エルフマスターズはHashPalette独自のNFTマーケットプレイス「PLT Place」で行われたゲームNFTの第1回セールでマスターレアパックが開始54秒で即完売、第2回セールでは抽選申込金額の応募総額で27億円超を記録するなど注目を集めており、2022年9月16日には初期のゲームリリースも予定されていますが、今回の発表ではELF Mastersのゲームエコシステムにおける独自のガバナンストークン「ELF」の流通を目的としたゲームトークンIEOを実施する計画が発表されています。

なお、ビットフライヤーにおける「ELF」の受託販売については『今後のbitFlyer自身による販売の可否の審査を経て、日本暗号資産取引業協会から販売について承認を得る必要があり、現時点で販売の可否及び取引開始時期について確約されたものはありません』と説明されています。

ELF Mastersのゲーム内エコシステムについて

ELF Masters(エルフマスターズ)のゲーム内システムは「運営元であるHashGamesとユーザーの間でトークンとNFTが循環するシステム」となっており、ユーザーは自分が所有するNFTを使⽤してゲームプレイを通じてトークンを獲得することが可能、ユーザー間でマーケットプレイス上でNFTを売買したり、NFTを保有していないユーザーに貸し出すこともできる設計となっています。

ゲームリリースの初期段階では、PLTがゲームの中で獲得できる報酬として使⽤されますが、段階的にゲーム内専⽤の独⾃トークンに代替されていくとのことです。

ゲーム内エコシステムイメージ(画像:HashPalette)ゲーム内エコシステムイメージ(画像:HashPalette)

また、長期的には「ユーザーがゲームを楽しみながらELF Mastersの経済圏に貢献し、⾃発的にプロジェクトが拡張する構造」を実現していくと説明されており、ELF Mastersを共にプレイするコミュニティやゲームギルドなどが結成されることによって、ゲームの垣根を超えたユーザー同⼠のコミュニティ構築を⽬指していくと説明されています。

Play to Earnエコシステムイメージ(画像:HashPalette)Play to Earnエコシステムイメージ(画像:HashPalette)

bitFlyer・HashPalette代表者のコメント

「株式会社bitFlyer」の代表取締役である関 正明氏、「株式会社bitFlyer」の新規事業開発部副部長である大和 省悟氏、「株式会社HashPalette」の代表取締役CEOである吉田 世博氏は、今回の契約締結について次のようにコメントしています。

【株式会社bitFlyer:関 正明氏】
2022年8月23日にbitFlyerがIEO事業に参入することを発表し、また本日HashPaletteとのIEO実施に向けた契約締結についてお知らせできることを嬉しく思います。

HashPaletteは2021年に日本初のIEOを成功裡に実現させた実績がある会社です。今回の件は、HashPaletteが開発するPlay to Earnゲーム、「ELF Masters」で使われるトークンのIEOを目指すものになります。ブロックチェーン上に経済圏を構築し、その上でプレイヤーが交流するブロックチェーンゲームについては、既に世界的な人気を獲得したゲームの事例もあり今後の発展が期待されています。

当社としてはHashPaletteのIEOに共に取り組むにとどまらず、当社の安心・安全なプラットフォームと接続することで、ブロックチェーン上の「ELF Masters」の経済圏を共に盛り上げていけることを目指します。

【株式会社bitFlyer:大和 省悟氏】
この度はHashPalette様とIEO事業にてご一緒できますこと、大変嬉しく思います。国内初のP2Eブロックチェーンゲームである「ELF Masters」のゲームトークンのIEOということで、日々高まるGameFiの領域をbitFlyerとして後押しすることができるよう今後力を入れて参ります。

HashPalette様は昨年日本初となるIEOを実施以降、着実にトークンを中心としたコミュニティの成長に尽力されており、親会社であるHashPort様としてはブロックチェーンゲームスタジオ部門であるHashGamesを設立され、ブロックチェーンゲームの国内普及及び日本コンテンツのグローバル拡大を目指されており、bitFlyerとしてこうした取り組みをご支援できることを光栄に思います。

bitFlyerとしては8月23日に発表させていただきました通り、これまで業界リーダーとして培ってきた強固なセキュリティ、圧倒的なユーザー数、ブランド力を活かし、お客様と企業・プロジェクトのハブとなり、トークンを中心とした自律分散型経済圏をサポートすることで、Web3時代を牽引するIEOプラットフォームを展開します。

【株式会社HashPalette:吉田 世博氏】
この度は、「ELF Masters」のゲームトークンのIEOをbitFlyer様と共にお取り組みができますことを大変嬉しく思います。今回ゲームトークンのIEOを実施する「ELF Masters」は、HashPaletteオリジナルのゲームであり、国内初のP2Eブロックチェーンゲームです。

2022年4月にHashPalette独自のNFTマーケットプレイス「PLT Place」で行われたゲームNFTの第1回セールにおいては、マスターレアパックが開始54秒で即完売、第2回セールにおいては抽選申込金額の応募総額が27億円超という結果になり、非常に多くの方々に期待を寄せていただいております。

「ELF Masters」は、単なるゲームではなく、「ブロックチェーンゲームは日本で大規模普及できるか」と「日本コンテンツのブロックチェーンゲームを通じたグローバル展開は出来るか」の2つの仮説を証明する実験でもあります。日本初の本格P2E型ブロックチェーンゲームとして歴史を作るタイトルになればと思います。

その中で、国内最大の暗号資産交換業者であるbitFlyer様は、「ELF Masters」を国内に留まらず世界中の多くのユーザーに楽しんでいただけるブロックチェーンゲームとして成長させる上で大変強力なパートナーです。

bitFlyer様のご支援を賜り、HasPaletteは国内Play to Earn領域の開拓者として、日本発GameFiの世界への発信に尽力して参ります。当社はIEO後もbitFlyer様との⻑期的なパートナーシップを通じて、あらゆる面で協力して参ります。今後の続報に是非ご期待ください。

>>「HashPalette」の公式発表はこちら
>>「bitFlyer」の公式発表はこちら

bitFlyerの画像暗号資産取引所ビットフライヤーの登録はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です