マーク・ザッカーバーグ率いるMeta(旧Facebook)がInstagramのNFTに関しての追加発表
マーク・ザッカーバーグがCEOを務めるソーシャルテクノロジー企業のMeta(旧Facebook)は、ブロックチェーンの技術活用を高めて、InstagramI NFTイニシアチブを世界100カ国以上に展開を拡大し、新たにFlowやHelloDapper、Coinbaseを導入するといったことを2022年8月4日に発表しました。
今回はInstagramのデジタルコレクティブ機能についての新展開をレポートしていきます。
利用可能対象地域の拡大とブロックチェーン
2022年5月からInstagramで米国内のユーザーを対象にNFTの投稿や共有できるデジタルコレクティブ機能の試験的な取り組みが開始されていました。
現在、NFTの導入計画にさらなる拍車がかかり、開発チームはアフリカ、アジア太平洋、アジア、南北アメリカなど日本を含む100カ国以上の国々にまで利用可能地域が広がりました。
この機能は現状ではInstagramコミュニティの資格のあるメンバーに限定的に適用されていますが、今後は他のユーザーも閲覧だけでなく投稿も可能になる予定です。
利用可能地域の拡大に加えて、Instagramは強力なNFT保有者情報管理としてFlowブロックチェーンを組み込み、Flow NFTや現在のPolygonおよびEthereumベースの資産を作成できるようになりました。
手数料いらずでNFTの投稿や作成を可能にするウォレット|「HelloDapper」と「Coinbase」のデジタルウォレットの追加
さらに、InstagramはNFTの共有のために使えるサードパーティデジタルウォレットに「HelloDapper」ウォレットと「Coinbase」ウォレットも追加しました。
ユーザーはサポートされているいずれかのデジタルウォレットをInstagram内でリンクすることで、手数料なしでNFTを投稿したり共有したりすることができます。
さらには、Solanaの統合も今後数か月以内に追加されると噂されています。
最後に
Instagramに関するNFTの動向が、より具体的になってきており、ついに日本も利用可能地域に含まれました。
利用者の多いソーシャルネットワークでデジタルコレクティブ機能が組み込まれることで、多くの人がNFTをより日常的に感じ、身近なものだと認識するようになることが考えられます。
InstagramのNFTに関する声明:https://about.instagram.com/blog/announcements/digital-collectibles-instagram-nft-creators
Flow Network 公式Twitter:
元記事:https://nftplazas.com/instagram-adds-flow/
参照元:NFT Media