米資産運用大手「BlackRock」暗号資産関連サービス提供へ|Coinbaseと提携


10兆ドルの資産を運用する世界最大の資産運用会社「BlackRock(ブラックロック)」が米国の大手暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」と提携して、仮想通貨取引やカストディなどのサービスを提供することが明らかになりました。

こちらから読む:Coinbase Wallet、日本語に対応「暗号資産」関連ニュース

ビットコイン取引などのサービスを提供

Coinbase(コインベース)は2022年8月4日に、アメリカ・ニューヨークに本社を構える世界最大の資産運用会社「BlackRock(ブラックロック)」と提携したことを発表しました。

BlackRock(ブラックロック)は今回の提携を通じて、仮想通貨取引とカストディサービスを融合させたコインベースの機関投資家向けプラットフォーム「Coinbase Prime」をブラックロックの投資管理システム「Aladdin(アラディン)」に導入し、ビットコイン(BTC)をはじめとする暗号資産への直接的なアクセスを提供すると報告されています。

具体的には、仮想通貨取引・カストディ・プライムブローカレッジ・レポーティング機能などが提供される予定だと報告されており、『機関投資家の仮想通貨採用のための新しいアクセスポイントを作成する』と説明されています。

これによって、ブラックロック顧客の一部は「Aladdin」を使って株式や債券といった従来のポートフォリオ資産に加え、ビットコインへのエクスポージャーを管理できるようになるとのことで、当面の間をビットコインに重点を置く方針であるとも報告されています。

「BlackRock」の戦略的エコシステム・パートナーシップ担当グローバル責任者であるJoseph Chalom氏は公式発表の中で次のようにコメントしています。

当社の機関投資家の皆様は、デジタル資産市場への参入にますます関心を高めており、これらの資産の運用ライフサイクルをいかに効率的に管理するかに注力されています。Aladdinとの接続によって、顧客は既存のポートフォリオ管理および取引ワークフローでビットコインのエクスポージャーを直接管理し、資産クラス全体のリスクをポートフォリオ全体で見ることができるようになります。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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