タグ・ホイヤーがNFT搭載のスマートウォッチを発表

スイスの高級時計メーカーであるタグ・ホイヤーは、NFTベースのスマートウォッチを発表することを決定しました。

タグ・ホイヤーコネクテッドキャリバーE4のスマートウォッチの最大の特徴は、デジタルアート作品を手首に直接表示できるようになることです。タグ・ホイヤーのスマートウォッチを使用することで、NFTの所有権を瞬時に確認できるようになります。

本記事では、タグ・ホイヤーコネクテッドキャリバーE4について解説していきます。

タグ・ホイヤーのスマートウォッチの魅力的な接続性

タグ・ホイヤーコネクテッドキャリバーE4のスマートウォッチは、2022年2月にパリにて発表されました。

この発表では「スマートウォッチをNFTおよびブロックチェーン機能」と「ペアリングが可能」という部分がポイントになっています。

過去にも様々な高級スマートウォッチメーカーはNFTとブロックチェーンに関心を示してきましたが、今回の取り組みではそれが実現しました。

マーケットの専門家や技術者は、このパートナーシップが高級スマートウォッチメーカーがNFTを導入することですることで、Ledger LiveやMetaMaskなどのクリプトウォレット間の接続を確かなものにするのに役立つと期待しています。

タグ・ホイヤーコネクテッドキャリバーE4の機能性

スマートウォッチ

タグ・ホイヤーコネクテッドキャリバーE4の機能はいたってシンプルです。

スマートウォッチへのNFTの転送は、スマートフォンをペアリングすることによって可能となります。

また、複数のNFTを同時に転送できるようにも設計されています。

さらに、NFTアートワークのサイズを変更し、時刻表示とともにスマートウォッチのフェイスに使用できる3種類のレイアウトを楽しむこともできます。

タグ・ホイヤーコネクテッドキャリバーE4の追加機能

更に追加機能として、さまざまなNFTアートワークを管理および表示することができます。

タグ・ホイヤーは、NFTは画像としてのみ機能するものもあれば、アニメーションGIFとして機能するものもあるということを承知しています。

タグ・ホイヤーコネクテッドキャリバーE4は、画像やGIFのデータの詳細を失わないように複数のNFT形式に適応しているのです。

また特徴として、ブロックチェーンと相互接続しているので、ウォッチの着用者は所有者証明が可能であるという点があります。

アップデートの詳細とブロックチェーンプロジェクトへのさらなる一手

矢印の図

スマートウォッチの着用者は、この新しく追加されたNFT機能のアップデートをGoogle PlayもしくはApp Storeから無料で行うことができます。

これまでのところ、タグ・ホイヤーがWeb3スペースへの参画を進めたいと思っていることは明らかであり、現在、社内の開発者を雇用してブロックチェーンベースの新たなプロジェクトに取り組んでいます。

BitPayとのパートナーシップ

タグ・ホイヤーは数ヶ月前に、BitPayとのパートナーシップ契約に成功しました。 

このパートナーシップにより、タグ・ホイヤーはBTCやその他の暗号通貨での支払いを受け入れることができるようになります。

タグ・ホイヤー CEO フレデリック・アルノー

タグ・ホイヤーのような一流ブランドは、NFTの採用により、NFTのサポートやブロックチェーンを搭載した新しいデバイスを展開するなど、業界の最前線に立つことが期待されています。

タグ・ホイヤーのCEOであるフレデリック・アルノーは、NFTベースのスマートウォッチディスプレイは、従来の静止画像よりも卓越していると述べています。

アルノーはまた、現代のデジタルアートワークの価値が高まっていることにも注目しており、消費者たちが今後、より多くのNFTを共有および収集するようになることを予測しています。

長期的な価値を考えても、今後さらにNFTのビジネスの幅が広がっていくことでしょう。

タグ・ホイヤーコネクテッドキャリバーE4
https://www.tagheuer.com/jp/ja/smartwatches/collection-connected.html

参照元:NFT Media

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