SMBCとHashPort、NFTなどトークンビジネスで協業

SMBCとHashPortが基本合意書を締結

三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)および連結子会社の三井住友銀行が、ブロックチェーン関連事業を行うHashPortグループと、NFTをはじめとするトークンビジネスにおける協業に向け、基本合意書を締結したことが7月22日分かった。

両グループは締結した合意書に基づき、今後急速に拡大していくweb3分野のビジネスを見据え、NFT領域におけるエコシステムの構築を目指していくという。

具体的には、両グループの知見を融合した「トークンビジネスラボ」を設置し、トークンビジネスの推進に係る調査・研究および実証実験に取り組むとのことだ。

また両グループは、NFTの発行をはじめとしたトークンビジネスを検討する顧客に対し、事業化の支援やコンサルティングの提供をするとのこと。さらにNFTを活用した、SMBCグループ自身のトークンビジネスの展開も検討するとしている。

そして将来的には、デジタルカストディをはじめとする機能整備を、エコシステムの多くのプレイヤーと連携しながら進めていくとのことだ。また国内におけるトークンビジネスの普及も後押ししていくとのこと。

なおHashPortグループは、HashPortとその関連会社であるHashPaletteとHashBankで構成されている。

HashPaletteは、パレットトークン(PLT)発行元で、PLTは昨年7月に「Coincheck IEO」を利用して国内で初めてIEO(Initial Exchange Offering)を経てコインチェックに上場した。またHashBankは、HashPortが今年4月に会社分割により設立した金融インフラ事業会社である。

関連ニュース

日本政府がweb3環境整備を本格化、骨太方針を閣議決定

HashPortがインバウンドメディア「MATCHA」のIEO支援、「旅行して稼ぐ」トークン上場に向け

HashPort、金融インフラ事業会社HashBank設立

SNS「Yay!」運営ナナメウエ、HashPortとIEO向けパートナーシップ

三井住友銀とSMBC信託銀、「ibet for Finコンソーシアム」参加

デザイン:一本寿和
images:iStocks/pgraphis

参照元:NFT – あたらしい経済

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です