日本初の「位置情報付地図アイコンNFT」提供開始:ジオテクノロジーズ


ジオテクノロジーズ株式会社は2022年7月8日に、カーナビなどのデジタル地図上に表示される建造物やランドマークなどのアイコンに緯度経度の位置情報を付与してNFT化した『位置情報付地図アイコンNFT』の販売を開始したことを発表しました。地図制作会社が「位置情報×NFT」のサービスを提供するのは日本初であると報告されています。

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地図アイコンに位置情報を付与してNFT化

ジオテクノロジーズ株式会社は2022年7月8日に、カーナビなどのデジタル地図上に表示される建造物やランドマークなどのアイコンに緯度経度の位置情報を付与してNFT化した『位置情報付地図アイコンNFT』の販売を開始したことを発表しました。

ジオテクノロジーズ(旧:インクリメントP株式会社)は、1994年にカーナビ用のデジタル地図事業をスタートした東京都の企業であり、カーナビや法人向け地図データ・位置情報ソリューションを提供している他、「トリマ」や「MapFan」ブランドによる個人/法人向け地図サービスを提供、直近では高度な自動運転の実現に不可欠な高精度地図の提供も行うなど、日本の地図業界を牽引しています。

同社は「自社保有する地図資産や位置情報をNFTと掛け合わせて新たな可能性を見いだし、新しい価値を創出すること」に取り組んでいるとのことで、今回の発表ではその取り組みの第一歩として、地図資産や独自のサービスを活用したジオテクノロジーズNFTコレクション『GT Building Collection』と『TORIMARU Collection』を販売開始することが報告されています。

“位置情報を持つ地図アイコンNFT”が販売されるのは日本初であるとのことで、将来的に文化財のアイコンに価値を付与する事ができれば、自治体との連携によってその収入の一部を文化財保護のために還元する事なども可能になり、これらのコンテンツが全国に広がることによって各地での地方創生に繋がる可能性があるとも説明されています。

また「NFT所有者はジオテクノロジーズが整備するデジタル地図上でNFT化された城へのルート探索も可能になる」など、メタバースの世界を視野に入れた構想も描いているとのことで、2022年冬には『推し街NFT(仮称)』と呼ばれるNFTプロジェクトも計画していると報告されています。

大手NFTマーケットプレイス「OpenSea」で販売

今回発表されたNFTは大手NFTマーケットプレイスである「OpenSea(オープンシー)」で販売されており、『GT Building Collection』と『TORIMARU Collection』の概要については以下のように説明されています。

GT Building Collection

GT Building Collection(画像:ジオテクノロジーズ株式会社)GT Building Collection(画像:ジオテクノロジーズ株式会社)

「唯一無二の地図データを、あなたに」というコンセプトをもとに日本の城をモチーフとしたNFT。第一弾では日本各地の城をドット絵で表現したこの世界でたった1つしかないアート作品を販売。同一のデザインは複数販売しないため、それぞれが世界唯一のNFTとなっている。

>>「GT Building Collection」の販売ページはこちら

TORIMARU Collection

TORIMARU Collection(画像:ジオテクノロジーズ株式会社)TORIMARU Collection(画像:ジオテクノロジーズ株式会社)

M2Eアプリ「トリマ」に登場する「トリ丸」をモチーフとしたNFT。トリ丸が身に着けるファッションの一部は新規描き下ろしであり、今までアプリには登場していない新たな装いのトリ丸をNFTアートとして販売。TORIMARU Collectionも同一デザインは複数販売しないため、それぞれが世界唯一のNFTとなっていますので、世界に一体のトリ丸を購入することが可能。コレクションには次のようなストーリーコンセプトがある。

『NFTの世界にトリ丸が飛び込んだ!すると不思議、そこにはたくさんのトリ丸が。 Web3の世界に入ったトリ丸は、それぞれが自我を持つ別々のトリ丸になってしまったのです!』

>>「TORIMARU Collection」の販売ページはこちら

>>「ジオテクノロジーズ」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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