Ledger Live「FTXを介した暗号資産交換機能」を追加|アプリ内で直接交換可能に
暗号資産をより安全に保管することができるハードウェアウォレットを提供している「Ledger(レジャー)」は2022年7月5日に、同社が提供している仮想通貨管理アプリ「Ledger Live」のスワップ機能で、暗号資産取引所「FTX」を介した仮想通貨取引が可能になったことを発表しました。
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Ledger Live内で「FTXでの暗号資産直接交換」が可能に
Ledger(レジャー)は2022年7月5日に、同社が提供している仮想通貨管理アプリ「Ledger Live」のスワップ機能で、暗号資産取引所「FTX」を介した仮想通貨取引が可能になったことを発表しました。
Ledger Liveは様々な暗号資産を保管・購入・管理することができるアプリであり、Ledgerのハードウェアウォレットを利用しているユーザーはこのアプリを利用することによって、スマートフォンやデスクトップで5,500種類以上のコインやトークンを直接管理することができるようになっています。
このアプリには、アプリ内で直接暗号資産を交換することができる「スワップ機能」が搭載されていましたが、今回の発表ではこのスワップ機能に「FTXでの暗号資産交換機能」が追加されたことが報告されています。
FTXユーザーがFTXで購入した仮想通貨をLedgerデバイスで保管するためには「FTXで仮想通貨を交換して、その仮想通貨をLedgerデバイスに送金する」という手順を取る必要がありましたが、今回の機能が追加されたことによって「FTXでの仮想通貨交換・Ledgerデバイスでの保管」という作業を1回の取引だけで完結することができるようになったと説明されています。
新たに追加された「FTXを介した仮想通貨交換機能」では、120以上の暗号資産・7,000以上の取引ペア(米国居住者は50以上の暗号資産・1,200以上の取引ペア)で交換を行うことができるとのことで、FTXアカウントを有している場合はFTXアカウントにログインするだけで追加の本人確認手続きなしで簡単に暗号資産を交換することができるとされています。
「Ledger」の会長兼CEOであるPascal Gauthier氏は、今回の新機能について次のように述べています。
「FTX」と「Ledger」の協力によってもたらされるセキュリティと使いやすさの組み合わせほど優れた組み合わせはないでしょう。Ledgerは世界の暗号資産の20%を500万以上のLedgerで保護しています。世界有数の暗号資産取引所であるFTXとの協力によって「暗号資産を交換する際の低い手数料」と「セルフカストディと世界有数のセキュリティ」という両者の長所を融合させることができるのです。
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