DMM「Web3事業」に本格参入|新会社設立で独自のトークン経済圏構築へ


合同会社DMM.comは2022年7月6日に、DMMグループ内にWeb3(分散型ウェブ)を推進する新会社を2022年8月頃に設立し、Web3事業に本格参入することを発表しました。同社はGameFiプラットフォームや各種Web3プロジェクトを通じて、独自のトークン経済圏を構築していくと説明しています。

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Web3推進の新会社を2022年8月頃に設立

合同会社DMM.comは2022年7月6日に、DMMグループ内にWeb3(分散型ウェブ)を推進する新会社を2022年8月頃に設立し、Web3事業に本格参入することを発表しました。

Web3(分散型ウェブ)とは、ブロックチェーンなどの非中央集権的な技術を用いて構築される分散型インターネットのことであり、テクノロジーを活用してデータ所有権を分散管理することによって情報を民主的に取り扱うことが可能となり、中央集権的な従来のウェブ(Web2.0)で起きているプライバシーやセキュリティの問題を解決することができると期待されています。

DMMは公式発表の中で「ここ最近ではブロックチェーンを基盤としてトークンエコノミクス・NFT・DAOなどの手段を用いた様々なプロジェクトが生まれているが、Web3が最終的にどのようなモノで、どのように社会の発展に貢献し、産業に革新をもたらすのかは、まだはっきりとは見えていない」と指摘しており、『DMMは”真に価値があり持続可能なプロジェクトの創出”を目指していく』と説明しています。

独自トークンを軸としたトークン経済圏を構築

DMMは各種Web3プロジェクトを通じて「独自トークンを軸としたトークン経済圏の構築」を目指していくとのことで、このトークン経済圏では以下のような多様なプロジェクトを展開していく予定だと説明されています。

  1. GamiFiとGamiFiプラットフォームの開発/運営
  2. 各種NFTプロジェクト
  3. 各種X2Eプロジェクト
  4. Web3の起業家/コミュニティ/クリエイターとの共創プロジェクト
  5. DMMGroupのアセットを活用したプロジェクト(50以上の事業/3,000万人超の会員)

Web3関連事業第1弾では、ゲームと金融を組み合わせた「GameFi」に関連するサービスの開発に着手するとのことで、GameFi関連製品は2023年春頃のリリースを目指していると説明されています。

また、DMMグループの暗号資産取引所「DMMビットコイン」との連携も予定されているとのことで、『DMMビットコインとも連携して安心安全なWeb3プラットフォームの開発/運営を行っていく』と報告されています。

DMMグループはここ最近で暗号資産関連の新しい取り組みも進めており、2022年5月31日には「オーバース・coinbook・DMM Bitcoinの3社で協力して、新しいアイドルグループの創造を目的としたイニシャル・エクスチェンジ・オファリング(IEO)の準備を開始したこと」なども発表されています。

>>「DMM.com」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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