米格闘技UFC、企業向けブロックチェーン「VeChain」と提携

UFCが「VeChain」と長期パートナーシップ締結

エンタープライズ向けブロックチェーン「VeChain(ヴィーチェーン)」と米総合格闘技団体UFCが、長期パートナーシップ契約を締結したことが6月9日分かった。

この提携により「VeChain」はUFC初の公式レイヤー1ブロックチェーンパートナーになった。

また「VeChain」は、UFC公式ファイターランキングのタイトルシップ「UFC Rankings Powered by VeChain」の権利を取得し、UFC最大のイベントであるペイパービューライブ放送や、UFCのイベント会場、UFCチャンネルで配信されるコンテンツなどで「VeChain」がプロモーションされるとのこと。

さらに年間42回のUFCイベントと、UFC主催の選手をスカウトする大会「ダナ・ホワイト・コンテンダー・シリーズ(Dana White’s Contender Series:DWCS)」の全10回にて、「VeChain」がオクタゴン(金網の試合場)で宣伝されるとのことだ。

「VeChain」は、2015年にプライベートコンソーシアムネットワークとして発足後、EVM(イーサリアム仮想マシン)互換のレイヤー1パブリックブロックチェーン「VeChainThor(ヴィーチェーンソー)」を開発運用している。

「VeChainThor」は現在、サプライチェーンや炭素排出管理、持続可能な開発目標(SDGs)、自動車セクター、医療、エネルギーなどさまざまな分野で展開されている。

また「VeChain」は、ウォルマート(Walmart)やバイエル(Bayer)、BMW Group、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)など多くの大手企業とも提携している。

UFCによるweb3関連分野での動きとしては、今年1月に独自のNFTマーケットプレイスを立ち上げ、ダッパーラボ(Dapper Labs)の独自ブロックチェーン「FLOW(フロウ)」上にNFTを発行。また昨年5月は、ブロックチェーンベースのファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」と提携し、6月にファントークンを発行している。

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参考:VeChain
デザイン:一本寿和
images:iStocks/wellesenterprises・Svetlana-Borovkova

参照元:ニュース – あたらしい経済

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