Move to Earnサービス事例8選 | おすすめアプリや仕組み、始め方を徹底解説!!
Move to Earnとは
「Move to Earn」とは、直訳すると「動いて稼ぐ」という意味になり、文字通り歩いたり運動したりすることで仮想通貨を獲得できるNFTゲームを指します。
日々の運動と紐付けられるため、例えば毎日のウォーキングやジョギング時に「Move to Earn」を導入することで、運動量に応じた仮想通貨が配布されます。
健康になりながらお金も貯まることもあって、サービスが開始された2021年後半から注目を集めているサービスです。
「Move to Earn」によってこれまで運動が苦で三日坊主になってしまっていた方であっても、前向きに運動ができるでしょうし、毎日貯まるお金を見てモチベーションも上がるでしょう。
NFTはまだまだ一般的に浸透していないジャンルでもあるため、こうした誰もが抱える問題と直結しているサービスは、新たな層を取り込むといった意味でも注目されているのです。
Move to Earnの仕組みと稼ぎ方
「Move to Earn」は歩いたり運動したりすることで仮想通貨を得られますが、その仕組みは非常に簡単です。
2022年5月現在、大きく2種類にわけられています。
- シューズをNFT化し、移動距離や運動量を計測する
- 「Move to Earn」で計測したエネルギーをゲームで使う
運動で得られたエネルギーを仮想通貨に変換するか、ゲームで使うかのどちらかです。
基本的な使い方としては、専用のアプリをスマートフォンにダウンロードし、GPS機能を使って歩いた距離や時間に応じて報酬を得られます。
そのためスマートフォン+GPS機能が必須です。
稼ぎ方は非常に簡単で、GPS機能をオンにしたスマートフォンを持って運動するだけ。
得られた仮想通貨は、Coincheckなどの暗号資産取引所やマーケットプレイスで使える他、日本円に交換も可能です。
NFTゲームで遊んでいる場合は、ゲーム内で使用するスニーカーを取引して稼ぐこともできます。
スニーカー同士を組み合わせて新しいスニーカーを生み出せば、よりアイテムとしての価値が高くなるでしょう。
以上のように、ただ運動するだけなく、NFTゲーム内での取引によって稼ぐことも可能です。
Move to Earnのメリット
「Move to Earn」のメリットは、以下の3つとなります。
- 歩く・走るといった日常的な行動で仮想通貨を獲得できる
- 稼ぐと同時に健康維持と運動習慣を得られる
- 新たなユーザーを獲得できる可能性がある
中でも一番大きなメリットは、日常的に必ず行う「歩く」「走る」といった行動でお金を稼げる点です。
NFTで稼ごうと思うと、どうしても必要なのが時間でした。
忙しい人は興味を持っていても始められないケースが多く、仕事の合間にというのも難しいのが現状です。
しかし歩く・走るなら、どこでもできます。
それこそ歩くだけなら家の中で家事をしていても可能です。
誰でも簡単に始められるのが、「Move to Earn」の大きな魅力と言えるでしょう。
同様にお金を稼げるのもあって、健康維持と運動習慣を得られるのも大きいです。
いざ運動を始めたとしても、多くの人がぶつかるのが三日坊主という壁。
モチベーションもなかなか上がらず、気がついたら運動しない日に戻っていたという人も多いでしょう。
しかしお金が稼げるという目に見えるお得さが「Move to Earn」にはあるため、例え天気が悪くても少しくらいなら運動しようか、という気にさせてくれます。
以上のことから、「Move to Earn」は始めるためのハードルが低く、継続しやすいNFTと言えます。
Move to Earnのデメリット
「Move to Earn」は魅力的なメリットが揃っていますが、デメリットももちろん存在します。
特に以下の3つに関しては気をつけておきましょう。
- 初期費用がかかる
- 毎日継続して続ける必要がある
- 新しいプロジェクトのため安定性に欠ける
初期費用がかかる
中でも一番のデメリットが、初期費用に関してです。
ほとんどのサービスでは、運動量を計測するためのNFTスニーカーを購入しなければなりません。
現実の市場と同じくNFTスニーカーも需要が高めれば高まるほど、その金額が上がっていきます。
物によっては1足10万円を超えるものまで出ているため、初期費用としては大きな金額です。
気軽に始めるには少々難しい金額ですので、初期費用のかからないタイプのサービスを利用するなど工夫が必要となるでしょう。
毎日継続して続ける必要がある
また、「Move to Earn」でNFTを稼ぐためには、ある程度の運動量が必要です。
そのため毎日運動するための時間を確保しなければならなくなります。
日常的に歩くことが多い仕事をしている方なら容易に達成できるかもしれませんが、普段から運動をする習慣のない方の場合、運動するための時間をまず作らなければなりません。
一般的に習慣付けるには3ヶ月ほど継続する必要があると言われています。
それだけの期間、毎日運動を継続してくことが大変だと感じる方は、意識から変えていく必要があります。
自分にとってどうすれば継続できるのかを考えて始めると良いでしょう。
新しいプロジェクトのため安定性に欠ける
「Move to Earn」は始まったばかりのサービスです。
非常に魅力的ですが、将来の安定性には欠けています。
今後の動向によっては普及せずにそのまま立ち消えてしまう可能性もあります。
安定して使い続けられるサービスではない、ということは覚えておきましょう。
Move to Earnおすすめサービス 8選
STEPN(ステップン)
- 引用:https://stepn.com/
- サービス名:STEPN
- 公式HP:https://stepn.com/
- 公式Twitter:https://twitter.com/Stepnofficial
- リリース時期:2021年12月
- 初期費用:数十万程度(スニーカーによって変わる)
- ブロックチェーン:ソラナブロックチェーン
- トークン:GMT・GST
- 詳細/特徴:日本で一番利用されているサービス。GSTという仮想通貨を稼ぐことができ、アプリ内ですぐに換金が可能となっています。非常に使いやすく、初心者向けです。
ステラウォーク
- 引用:https://twitter.com/Stellar_Walk_JP/status/1470334100972400645/photo/1
- サービス名:ステラウォーク
- 公式HP:https://apps.apple.com/ja/app/1599065744
- 公式Twitter:https://twitter.com/Stellar_Walk_JP
- リリース時期:2022年1月
- 初期費用:なし
- ブロックチェーン:ステラブロックチェーン
- トークン:XLM
- 詳細/特徴:1日8,000歩まで報酬の対応となっているため、がっつり歩きたい人にオススメ。一定の歩数を歩くことで得られるジェムを仮想通貨へと変換して稼ぐシステムとなっていて、交換時には広告を見るだけでジェムが2倍獲得できます。Androidは未対応となっているため、iOSの方のみ利用可能です。
SweatCoin(スウェットコイン)
- 引用:https://sweatco.in/
- サービス名:SweatCoin
- 公式HP:https://sweatco.in/
- 公式Twitter:https://twitter.com/sweatcoin
- リリース時期:2016年
- 初期費用:無料(プレミアムプランは1ヶ月550円~)
- ブロックチェーン:SWEATブロックチェーン(未上場)
- トークン:SWC
- 詳細/特徴:1,000歩でSWCがもらえる他、広告を見てもSWCを手に入れられるので、楽に稼げるサービス。無料プランとプレミアムプランの2つがあり、プレミアムプランに加入するとSWCの貯まるスピードがアップするメリットを受けられます。また、Apple Watchでも利用可能なため、Appleユーザーには嬉しいサービスです。貯まったSWCはNetflixやadidasのギフト券とも交換可能となっています。
Genopets(ジェノペッツ)
- 引用:https://www.genopets.me/
- サービス名:Genopets
- 公式HP:https://www.genopets.me/
- 公式Twitter:https://twitter.com/genopets
- リリース時期:2021年3月(現在β版)
- 初期費用:無料(課金あり)
- ブロックチェーン:ソラナブロックチェーン
- トークン:KI・GENE
- 詳細/特徴:歩いてキャラクターを育てていくゲーム。キャラクターを育成すると同時に仮想通貨を獲得できます。課金もできるが基本的には無料で遊べるのも嬉しいポイント。スマホゲームに慣れている人には親和性が高いでしょう。
Fitmint(フィットミント)
- 引用:https://fitmint.io/
- サービス名:Fitmint
- 公式HP:https://fitmint.io/
- 公式Twitter:https://twitter.com/FitmintClub/
- リリース時期:2022年4月予定(5月現在未定)
- 初期費用:無料
- ブロックチェーン:イーサリアムブロックチェーン
- トークン:FITT
- 詳細/特徴:SNSの要素を組み込んで将来的に長く愛用されるアプリを目指しています。2022年5月現在ではまだホワイトリストのキャンペーンを行っている段階です。ホワイトリストに応募して当選すると無料でNFTを入手できます。
THE SNKRS(ザ・スニーカーズ)
- 引用:https://www.thesnkrz.com/en
- サービス名:THE SNKRS
- 公式HP:https://www.thesnkrz.com/
- 公式Twitter:https://twitter.com/theSNKRZ
- リリース時期:未定
- 初期費用:未定
- ブロックチェーン:ヴィチェーン
- トークン:SKZ
- 詳細/特徴:韓国初のMove to Earnサービス。歩くこと以外にもサイクリングやハイキングにも対応しています。SKZトークンは、将来的にはメタバース内で使用したり、ファンブランドとコラボしたりといった予定が建てられています。
STEP(ステップ)
- 引用:https://twitter.com/WalkWithSTEP/status/1471957380283961352/photo/1
- サービス名:STEP
- 公式HP:https://www.walkwithstep.io/
- 公式Twitter:https://twitter.com/WalkWithSTEP
- リリース時期:2022年4月
- 初期費用:2,000STEP(約1,700円※変動あり)
- ブロックチェーン:バイナンススマートチェーン
- トークン:STEP
- 詳細/特徴:独自の通貨であるBNB(バイナンスコイン)を獲得できます。仮想通貨をもらうための条件が設定されており、4,000歩〜30,000歩までを守らなければなりません。報酬は毎週自動で支払われるので自分で確認しなくていいのが楽なポイントです。利回りも良いため、想像以上の報酬となる場合があります。
Dustland(ダストランド)
- 引用:https://twitter.com/the_dustland
- サービス名:Dustland
- 公式HP:https://www.thedustland.com/
- 公式Twitter:https://twitter.com/the_dustland
- リリース時期:2022年2月
- 初期費用:無料
- ブロックチェーン:イーサリアムブロックチェーン
- トークン:DOSE
- 詳細/特徴:Android・iOSにアプリとして提供されています。荒廃した世界観が舞台のゲーム内ストーリーを、現実のランニングを通じて進めていくゲームです。Dustlandという名前が世界の名前となっているのもあって、ストーリー性のあるゲームを遊びたい方は楽しめるゲームでしょう。
さいごに
「Move to Earn」を皮切りに、「listen to earn」や「sleep to earn」など、多くのNFTゲームが誕生したり、誕生を控えていたりします。
それほど、「Move to Earn」は世の中に影響を与えた革新的な仕組みと言えるでしょう。
しかし、まだ誕生したばかりで不安要素はありますが、先行者利益というものがあるように、先に触っておくことでの対価も期待することができます。
しっかりサービスや仮想通貨などの仕組みを理解した上で初めでみるのも良いかもしれません。
▼NFT×ゲーム
参照元:NFT Media