【OpenSeaのHidden問題】エアドロやgiveaway企画で配布されたNFTがOpenSeaに届かない時の対処法を徹底解説!!
NFTの入手方法には数パターンあります。
その中でも、入手方法の多くは以下2パターンだと思います。
①NFTマーケットプレイスでNFT購入する
②Twitterで行われているエアドロ/giveaway企画に参加する
しかし、エアドロ / giveaway企画で配布されたであろうNFTが見つからない、確認できない場合があります。これらのNFTは、OpenSeaの「Hidden」というページに隠されていることが多いです。
本記事では、このようなエアドロ / giveaway企画で配布された、「Hidden」に隠されたNFTの公開方法や、公開されたNFTを非公開にする方法などを解説していきますので、ぜひ参考にしてください!
OpenSeaにある「Hidden」とは何か
「Hidden」とは何か
まず始めに、OpenseaではNFTをプレゼントされても、そのまま自分のコレクションに入ることは少なく、一旦「Hidden」というところに届きます。「Hidden」とは、直訳すると「隠れた」という意味なのですが、簡単に言うと自分が所持しているNFTのリストのうち、一般に公開していないものです。購入したNFTは「Collected」に入りますが、エアドロップや giveawayで手に入れたNFTは、一旦「Hidden」に入ります。
相手から勝手に送られてくるNFTは、ひとまずこの「Hidden」に格納されるという認識で問題ありません。
プレゼントで送られてきた、自分にとって必要なNFTが「Hidden」のタブへ自動的に入ってしまった場合、一度「Collected」タブのほうに移さなければ公開することが出来ません。
理由は恐らくスパム対策のため
どうして一旦「Hidden」に届くのかというと、やはりスパム対策ではないかと思われます。「Collected」の公開リストは、いわば自分だけの画廊のようなものです。知らない相手から勝手に送られてきたNFTが、そのまま全世界に公開されてしまうのは避けたいですよね。暴言や、意に沿わない画像が大量に送られて公開されてしまえば、意図的に荒らすことができてしまいます。そうならないように、「Hidden」で選別を行えるのです。
しかし、「Hidden」があることで、「OpenSeaに届いた出所不明のNFTを公開すると、Walletの中身がハッキングされる」などといった物騒なハッキング出て来てしまっているので、十分に注意しましょう。
具体的な対策として私たちが出来ることは、差出人が不明、もしくは身に覚えのないものは、どんなにクオリティの高い物でも、スパム扱いでハネてしまうのがオススメですよ。
「Hidden」にあるNFTを公開する方法
それでは、さっそく「Hidden」タブに入っているNFTを、「Collected」タブに移動する方法をご紹介しましょう。手順自体はとても簡単なので、この機会にぜひ覚えてくださいね。
自分のOpenSeaアカウントにログイン
この動作を行う前に、最初に必ずチェックして欲しいのは、自分のOpenSeaのアカウントにきちんとログインできているかどうかです。ログインせずに画面を見てしまうと、「Hidden」のタブそのものが表示されないので注意してくださいね。
「Hidden」ページを確認
自分のアカウントを確認したら、「Hidden」のタブを選択し、新しく追加されたNFTを選択します。この時、必ず自分が受け取ったNFTが正しい物であるか、差出人に見覚えがあるかどうかということは、しっかり確認してくださいね。
受け取った作品の設定を「Unhide」にする
該当のNFTが安全なものだとわかったら、まずは受け取ったNFTの画面左下にある三点リーダー「…」をクリックしてください。
次に、目のマークが描かれた上から四つ目の「Unhide」を選択すると、さらに「Unhide」と書かれたポップアップが出てくるのでこちらをクリックしてください。
すると、Wallet画面が立ち上がり、署名を要求されるので、そのまま署名をクリックすれば完了です。
たったこれだけで、「Hidden」にあったNFTは「Collected」のタブへと移ります。
「Collected」ページに作品があるかを確認
最後に、念のため「Collected」のタブもチェックし、先ほどのNFTがきちんと移動できているかも確認しましょう。こちらにNFTがきちんと表示されていれば、無事に公開できています。
公開されているNFTを非公開にする方法
それでは、すでに公開しているNFTを非公開にする方法も見ていきましょう。こちらもすごく簡単で、先ほどの逆パターンです。
まずは、非公開にしたいNFTの画面の左下にある三点リーダー「…」をクリックしてください。次に、目のマークが描かれた一番下の「Hide」を選択すると、さらに「Hide」と書かれたポップアップが出てくるのでこちらをクリックしてください。これで非公開が完了です。
身に覚えのないNFTの削除方法について
身に覚えのないNFTは、そのまま「Hidden」に放置しておくことも可能ですが、要らないNFTがどんどん溜まっていってしまうと、整理がしにくくなってしまいますよね。「Hidden」に格納しているNFTの数が増えると、新しく貰ったNFTや、探しているNFTが埋もれてしまい、なかなか発見できないなんてことにもなりかねません。そこで、気になる人は、不要なNFTを自分の「Hidden」からも削除してしまうのがおすすめです。
基本的にNFTは、発行されると完全に削除する事は出来ないのですが、「BURN Address(バーンアドレス)」と呼ばれる、誰にも操作できないウォレットに送る事で、自分の「Hidden」から削除することが可能になります。
それではさっそく、削除の手順についても解説していきましょう。
BURN Address:0x000000000000000000000000000000000000dead
通常のNFTを送るやり方と同じで、まずは上記のアドレスをコピペします。次に、不要になったNFTを選択し、画面の右上にあるプレゼントマークをクリックして、先ほどのアドレス宛に送信すれば完了です。
すごく簡単なので、「Hidden」に保管してあった不要なNFTが邪魔になった時は、この方法で削除を試してみてくださいね。
NFTアートを集め始めると、TwitterのGiveaway企画などを通じて、無料のNFTをもらえる機会も多いので、稀にスパムや荒らしと思われるNFTが送り付けられることもあります。最近では、「エアドロップ詐欺」と呼ばれる手口が横行しており、悪意のあるNFTが急に送り付けられ、それを受け取ったユーザーがフィッシングされるという被害も出ています。こうした被害を増やさないためにも、不要だなと感じたNFTは、早々にBURN Addressに送信してしまっても良いかも知れませんね。
まとめ
今回は、「Hidden」とは何かということと、無料でもらったNFTを「Collected」に移動する手順、また、すでに公開済みのNFTの非表示にする方法について簡単にご紹介いたしました。
送られてきたNFTはまず「Hidden」に届き、「Hidden」に入ったNFTは他者からは見えなくなること、そして「Collected」に移動すれば他者にも見てもらえること、要らなくなったNFTや身に覚えのないNFTを「Hidden」から削除するには「BURN Address」に送ること、この3つを覚えておいてくださいね。
この情報が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
参照元:NFT Media