ソラナ上のメタバースプロジェクト「シンダー」がアニモカ・ブランズから資金調達
ソラナ(Solana)ブロックチェーン基盤のメタバースプロジェクト「シンダー(Cinder)」を開発するシンダー・ストゥディオズ(Cinder Studios)は5月24日、香港のブロックチェーン企業であるアニモカ・ブランズ(Animoca Brands))からシリーズA資金調達したことを発表した。
開発に30カ月・7億円以上を投資
米国ソルトレークシティを拠点とするシンダー・スタジオズは、ソラナをベースとしたメタバース空間のシンダーの開発を行っている。NFT所有者は、シンダーの中でクリエイターツールを使用し、新しいアバターなどのコンテンツを作成することができる。さらに、遊んで稼ぐ「プレイ・トゥー・アーン(P2E)」というメカニズムを通じて実際の仮想通貨を獲得できるようになる予定。
シンダーの開発には、30か月以上の開発期間と600万ドル(約7億6,000万円)以上の投資が費やされており、2月には、年内登場するキャラクター第一弾のアバター4,444個がミントされた。これらのアバターは、プレイヤー自身がデザインしてトークン化する他のアバターとともに、今年後半に登場する捕獲・育成・戦闘といったプレイ・トゥー・アーンの仕組みで重要な役割を担う予定だ。
今回発表された新たな資金調達は、ステーキングや新しいアバターのミント、独自の通貨の立ち上げなど、シンダーの製品ロードマップの実行に使用される。
「シンダーはクリエイティブな遊び場に」
シンダー・ストゥディオズのマイケル・ロペス(Michael Lopez)CEO(最高経営責任者)は、「ソラナブロックチェーン上で卓越したゲーム体験の1つになるための旅路で、アニモカ・ブランズと提携できることに感激している」と話した。また同氏は、「私たちのチームは、ゲーム業界のベテランで構成されており、Web3と独自のコンテンツを作成しカスタマイズするために時間を費やすプレイヤーに、真のデジタル財産権を最終的に与えることができることを楽しみにしている。シンダーは、ゲームや交流、収集、探索、収入を求める人々にとってクリエイティブな遊び場となるだろう」ともコメントした。
アニモカ・ブランズのヤット・シウ(Yat Siu)共同設立者は、「シンダーとその経験豊富な経営陣を支援することは、とてもエキサイティングなことだ」と語っている。
参考
・Cinder Studios Receives Investment From Animoca Brands
・CINDER
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