Symbol活用の加盟店共通ポイント「Symbol Shop Point」金融庁の許可獲得


シンボル(Symbol/XYM)やネム(NEM/XEM)関連のコミュニティ情報を発信している「Symbol & NEM Community Info」は2022年5月21日に、Symbolのブロックチェーンで発行されるトークン「モザイク」を用いて”加盟店共通ポイント”を発行する『Symbol Shop Point構想』の加盟店共通ポイントが、金融庁から正式に許可を得たことを発表しました。

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Symbol Shop Point「2022年5月25日」から運用開始

シンボル(Symbol/XYM)ネム(NEM/XEM)関連のコミュニティ情報を発信している「Symbol & NEM Community Info」は2022年5月21日に、Symbolのブロックチェーンで発行されるトークン「モザイク」を用いて”加盟店共通ポイント”を発行する『Symbol Shop Point構想』の加盟店共通ポイントが、金融庁から正式に許可を得たことを発表しました。

Symbol Shop Point(SSP)とは、”Symbolのモザイクを使用する加盟店共通ポイント制度”であり、特定の店舗で受け取ったポイント(モザイク)を別の加盟店でも利用できるようにすることによって、より便利なポイントをユーザーに提供しつつ、加盟店間でユーザーの行き来を増大させ、Symbolエコシステムの活性化を図ることができると期待されています。

この構想はXYM決済にも対応している東京都杉並区永福町にあるカフェ「22CAFÉ(ニジュウニ カフェ)」によって以前から発表されていましたが、今回の発表では埼玉県川口市並木にあるカフェ&バー「Sandwich Factory(サンドイッチ・ファクトリー)」が同構想に加入したことも報告されており、2022年5月25日から加盟店共通ポイント制度の運用を開始するとも発表されています。

なお、運用開始時には「22CAFÉ」や「Sandwich Factory」に加えて、東京都港区芝浦・千葉県浦安市で治療院を展開している「芝浦スポーツ整骨院・はり治療院」が運用に参加することが報告されています。



加盟店共通ポイント「Symbol Shop Point」とは

Symbol Shop Point(SSP)は、Symbolのブロックチェーンを用いて発行されるトークン「モザイク」の形式で発行される加盟店共通ポイントであり、サブネーム(symbol_shop_point.22cafeの”22cafe”の部分)を各店舗が自由に変更することによって、各店舗が責任を持って独自ポイントの発行と管理を行えるようになっています。

この共通ポイントは、サブネームを店舗ごとに異なるものにすることによって”店側にも公平なポイント制度”を実現しているとのことで、「A店が発行したポイントSSP.aaaがB店で使用された」といった場合には、A店に「B店で使用されたSSP.aaaと同量のXYMをB店と交換する義務」が課されるため、発行元も加盟店も常に損をしない仕組みになっていると説明されています。

また、サブネームを導入することによって、各店舗はより自由に「独自ポイントを使ったキャンペーン」などを行うことができるようになっており、キャンペーンでポイント還元率を一定期間アップさせることもでき、普段のポイント還元率も10%を上限に各店舗で独自に決定できるとされています。

Symbol Shop Point(SSP)の特徴

Symbol Shop Point(SSP)の特徴としては以下のようなものが挙げられています。

【ユーザー】

  • 加盟店どこでもポイントを取得/使用できるため、ユーザーの利益UP

【店舗】

  • 加盟店間での顧客の行き来の増大が期待できる
  • 加盟店は発行したポイントを独自に運用でき、店舗独自のキャンペーンにも使用可能(加盟店規約に反する運用はできない)
  • 他加盟店のポイントが自店で使用された場合、発行元との間で同量のXYMとの交換ができるため、どの加盟店にも損は出ない

【Symbolエコシステム】

  • XYMの使用機会が増え、Symbolエコシステムが活性化

Symbol Shop Point(SSP)の導入・決済方法

Symbol Shop Point(SSP)を用いた支払いを受け入れたい店舗は「Symbol Wallet」などの店舗アドレスQRコードをダウンロードして、そのQRコードを店頭に表示することによってポイントを受け入れることが可能になるとのことで、利用者側は利用規約に同意してQRコードの読み取りでポイントを使用することができるとされています。

【Symbol Shop Pointを用いた決済の流れ】

  1. 店舗:Symbol Walletなどの店舗アドレスQRコードをダウンロード
  2. 店舗:上記のQRコードを店頭に表示
  3. 顧客:Symbol Shop Pointユーザー利用規約に同意
  4. 顧客:会計時に使用ポイントを店舗に送金
  5. 店舗:会計をXEMReceiverでXYM換算し、④のポイント使用分を暗算で差し引き、顧客に伝える(ポイントは整数単位でのみ使用可能なため、ほぼ暗算で計算可能)
  6. 顧客:QRコードを読み取り③の額を送金する

Symbol Shop Pointへの加盟方法

Symbol Shop Point(SSP)の取り組みに参加して独自ポイントを発行したり、ポイントの利用を許可したい場合には『Symbol Shop Point加盟店倶楽部』に加盟する必要があるとのことで、具体的には『加盟店(独自のポイントを発行する店舗)』と『准加盟店(独自のポイントは発行しないが、共通ポイントの利用を承認する店舗)』という2つの種別が存在するとされています。

なお『Symbol Shop Point加盟店倶楽部』は責任の所在を明確にするため設立する必要があったとのことで、最初は「22CAFÉ」が一時的に代表を務めるものの、加盟店舗間の話し合いにより随時交代可能だと説明されています。

『加盟店・准加盟店』への加盟方法については以下のように説明されています。

【加盟店(独自のポイントを発行する店舗)】

  1. 加盟店倶楽部(代表:22CAFÉ、Twitter:@22CAF1)に加盟したい旨のDMを送る
  2. Symbol Shop Point加盟店規約への同意
  3. 22CAFÉから他の加盟店舗に通達し、反対がなければ加盟可能
  4. モザイクを発行し、22CAFÉに送信。22CAFÉがサブネームを付与。or モザイク発行、サブネーム付与まで22CAFÉが行い、作成したモザイクを全て該当店舗に送る

【准加盟店(独自のポイントは発行しないが、共通ポイントの利用を承認する店舗)】

  1. 加盟店倶楽部(代表:22CAFÉ、Twitter:@22CAF1)に加盟したい旨のDMを送る
  2. Symbol Shop Point加盟店規約への同意
  3. 他の加盟店舗に通達し、反対がなければ加盟可能

なお、今回金融庁から出された許可は、金融庁が「Symbol Shop Point加盟店規約」などを含めた構想の詳細を確認した上で『Symbol Shop Point』に対して出したものであるため、Symbolのモザイクを使用して何かをしようとする場合にSSP制度の合法性を判断基準とすることは控えるようにとの注意喚起も行われています。

「NEMLOG」で公開されている公式発表ページでは、Symbol Shop Pointの詳細・加盟方法・決済方法などについて画像付きで詳しく説明されているため、詳細を確認したい方は以下のリンク先ページから公式発表をご確認ください。

>>「NEMLOG」の公式発表ページはこちら
>>「Symbol Shop Point加盟店規約」はこちら
>>「22CAFÉ」の公式サイトはこちら
>>「サンドイッチ・ファクトリー」の公式サイトはこちら
>>「芝浦スポーツ整骨院・はり治療院」の公式サイトはこちら

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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