プロ野球独立リーグの「06BULLS」、FiNANCiEでトークン発行
「06BULLS」がFiNANCiEでトークン発行
次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」が、プロ野球独立リーグに所属する球団「06BULLS(ゼロロクブルズ)」のトークン発行と販売の開始を5月2日発表した。
「06BULLS」は、2011年に近鉄バッファローズで活躍された元プロ野球選手である村上隆行氏が立ち上げたプロ野球球団で、さわかみ関西独立リーグに所属している。
今回FiNANCiE上で発行されるクラブトークンは「ゼロロクトークン」として販売されるとのこと。
「ゼロロクトークン」購入者は特典として、クラブ運営の一部に携われる投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるとのことだ。
現在発表されている投票企画案として、「(1)06BULLS選手のキャッチフレーズの選定」や「(2)06BULLSチームロゴデザインの選定」、「(3)東大阪地域イベントの企画選定」、抽選特典案として「(1)06BULLSオリジナルグッズ プレゼント」や「(2)ホームゲーム始球式参加権」、「(3)試合のチケット抽選」がある。
トークンの初回販売期間は5月2日11時から6月16日21時の予定だ。
なお「ゼロロクトークン」の販売メニューは全10種類が用意されており、それぞれで獲得できるトークンと特典が異なる。
30,000ptのメニューでは30,000pt分の「ゼロロクトークン」付与に加え、「投票企画 / 抽選特典への参加」、「球場の(ホームゲーム時)のぼりに(個人名・企業名)ネーム掲載」、「初期サポーター記念コレクション」がある。なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。
また「ゼロロクトークン」は FTとして、金融商品取引法上の有価証券ではなく、資金決済法上の暗号資産(仮想通貨)でもないとのことだ。
「あたらしい経済」編集部は今回の取り組みに関して、株式会社ゼロロク 代表取締役 矢白木 崇行氏より以下のコメントを得た。
『この度、「FiNANCiE」にてトークン発行型クラウドファンディングを5月2日から開始することになりました。東大阪市を拠点とした地域密着型プロ野球チームとして地域のコミュニティを築くことはもちろんのこと、大阪に留まらない幅の広いファンの皆さんの声を聞けるスペースとして、さらに支えてくださる企業様の声を届けるスペースとして、多くの人々の想いを背負いながら発信していけるファンコミュニティを構築していきます』
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参照元:ニュース – あたらしい経済