米先物委員会、FTX提出デリバティブ取引精算システムの改正案検討へ

米先物委員会、FTX提出デリバティブ取引精算システムの改正案検討へ

米国商品先物取引委員会(CFTC)が、暗号資産取引所FTXから提出された、デリバティブ取引の精算におけるシステム改正申請を検討すべく、5月25日に会議を開くことを4月27日に発表した。

FTXが申請した内容は、CFTC公認の先物取引業者を介さずにデリバティブ取引の精算を行えるよう、システムを改正することの提案だ。

この提案が通れば、デリバティブ取引提供者は仲介を挟まずに顧客の取引を直接精算することが可能になる。

CFTCは会議の目標について「デリバティブ取引の精算において非仲介が与える可能性のある影響について、情報を収集し、さまざまな利害関係者グループから専門家の意見を受け取ること」と述べている。

なお現在CFTCは本件について、パブリックコメントを募集している。

関連ニュース

NEAR Protocolが約433億円調達、タイガーグローバルやFTXらから

NEAR初の米ドルステーブルコイン「USN」ローンチ、DAO「Decentral Bank」が

FTX US、米国で証券取引所運営「IEX Group」に投資、デジタル証券市場構築へ

米国デリバティブ規制当局トップ、暗号資産規制の中心的役割を担う方針示す

米国司法省、北朝鮮に暗号資産技術での制裁回避を支援した疑いで、欧州人2人を起訴

参考:CFTC 
images:iStocks/FMNG・Svetlana-Borovkova・JHVEPhoto
デザイン:一本寿和

参照元:ニュース – あたらしい経済

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です