米メジャーリーグ今季NFT、キャンディデジタルで発売

米MLB2022シリーズNFTの発売開始

米MLB(メジャーリーグベースボール)が、新たなNFTシリーズをCandy Digital(キャンディデジタル)のプラットフォームで販売開始したことが分かった。

今回発売開始されたのは720人のリーグ選手が参加する「MLB ICON Leadoff(MLBアイコンリードオフ)」と呼ばれるMLB2022シーズンのNFTシリーズだ。このシリーズは全部で4つのラインナップがあるとのこと。

各ラインナップはそれぞれ5種類のレアリティで180名の選手のNFTが発行されている。各ラインナップにつき60,000パックで、1パックに5名の選手のNFTが含まれている。

なお「ラインナップ1」は4月12日12:00(東部標準時)から販売開始されており、執筆時点(4月13日11:30)ではすでに第1回販売は終了している。しかし各ラインナップはそれぞれ2回販売されることが決まっており、「ラインナップ1」の第2回販売は4月19日から開始するとのことだ。

他のラインナップの販売日については、「ラインナップ2」が5月3日と5月10日、3が5月24日と5月31日、4が6月14日と6月21日が予定されている。各ラインナップで2回、全8回のNFT販売が行われるようだ。

さらに今回販売開始になった「MLB ICON Leadoff」には、8点限定のスーパーレアな「Candy World Series(キャンディ・ワールド・シリーズ)」NFTがランダムでパックに封入されているとのこと。各ラインナップの販売日につき1点が販売される形になる。なおこの限定NFTの詳細については後日発表される予定だ。

昨年始めに設立されたキャンディデジタルは、スポーツ関連のNFTを中心に展開している。米MLBとは昨年6月に提携し、今まではMLB所属のロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)のチャンピオンリング(World Series Champions ring)のNFTや元MLBのルー・ゲーリッグ(Lou Gehrig)選手の「Luckiest Man」NFTをリリースしており、今回シリーズのNFTを販売するのは初となる。

またキャンディデジタルは昨年10月にMLB2021シーズンのNFTシリーズである「Featuring Uncut Diamonds(アンカットダイヤモンド特集)」と「Featuring All-Stars(オールスターズ特集)」を販売していた。2つのコレクションには選ばれた期待の若手選手と最も優れた選手のNFTがパックされ、各パックには3名の選手NFTが含まれてる。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

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参考:2022 MLB ICON Leadoff Series
デザイン:一本寿和

images:iStocks/AlbertoChagas・sumkinna

参照元:NFT – あたらしい経済

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