仮想通貨市場は2030年までに時価総額200兆ドルに達するとの予測
ゴールドマン・サックスの元幹部でマクロ経済に通じたラウル・パル(Raoul Pal)氏はこのほど、暗号資産(仮想通貨)は人類史上最速で成長している資産クラスであると述べ、2030年までに巨大な成長を遂げると予測しています。
アルトコインプロジェクトの多くは消滅へ
パル氏は、トレーダーで投資家であるスコット・メルカー(Scott Melker)とのインタビューで、ハイプと扇情を呼び込んでいるアルトコインプロジェクトの多くは、採用には至らず消滅するだろうと予測しました。同氏に言わせれば、それが正常であるということです。
同氏によると、「市場はイーサリアムやビットコインよりも高速で安価な代替品であるだけではもはや不十分であることを理解し始めています。私はプロトコルレイヤーの人たちと会話をしていて、『このチェーンでは何が有名になれるのか』ということを話しています」と語っています。
2030年までに時価総額200兆ドルに成長
現在は投資リサーチ企業リアルビジョン(Real Vision)のCEOであるパル氏は、多くのプロジェクトが失敗に帰す一方、今後7年間に仮想通貨市場にとって前例のない普及が進むと予測しています。同氏によると、仮想通貨市場は現在のレベルから100倍になり、200兆ドルの時価総額に達する可能性が十分あります。
パル氏の見解によると、世界にはデジタル資産のユーザーが3億人います。それは平均して年間185%で成長しており、今年末までにユーザーは少なくとも5億人に達すると見ています。
パル氏はデジタル資産の今後の成長について予測し、「これは歴史上、すべての資産クラスの中で最も早い成長だ。あらゆる歴史の中でも最速の富裕の世代になるだろう」と語ります。同氏は仮想通貨市場の利用について、「われわれはベンチャーキャピタル(VC)である必要もなく、アクセス権のある資産家である必要もない。ただ(市場に)参加する必要があるだけだ」と語ります。
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参考
・Former Goldman Sachs Executive Raoul Pal Unveils Massive End-of-Decade Prediction for Crypto Markets
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