K-POPアーティストの動画NFTをエアドロップ、アニモカ・ブランズらの合弁会社
韓国文化コンテンツの普及を推進しているアニキューブ(Anicube)が4月5日、キューブ・エンターテインメントの人気K-POPアーティストが登場する動画NFTのエアドロップを行うことを発表した。
対象となるすべてのファンにエアドロップ予定
今回のアニキューブの動画NFTは、ポリゴン(Polygon)のブロックチェーンでミントされる。NFTエアドロップの対象者になるためには、4月5日午前11時から4月15日午前11時までにソフトウェアウォレットであるメタマスク(MetaMask)をアニキューブ公式サイト(https://www.anicube.com )に接続する必要がある。NFTの配布は、4月18日までに行われる。
またこのNFTの所有者は、コレクション性だけでなく、アニキューブが構築するメタバースでの実用性を享受することができるようになる予定だという。
ザ・サンドボックスとも提携
アニキューブは、香港のブロックチェーン企業であるアニモカ・ブランズ(Animoca Brands)と韓国の芸能プロダクションであるキューブ・エンターテインメント(Cube Entertainment)との合弁会社として2月22日に設立。設立当時のプレスリリースでは、キューブ・エンターテイメントの保有するK-POPの音楽アーティストや俳優の知的財産権をベースに、音楽メタバースを構築し、NFTとエコシステムトークンを発行すると発表している。
さらにアニキューブは3月2日、アニモカ・ブランズの子会社であるザ・サンドボックス(The Sandbox)との提携も発表した。今後の活動内容として、メタバース内の専用ゾーンで仮想イベントの開催、体験の作成、デジタル資産の構築を行い、K-カルチャーをグローバルに広めると明かしている。
なお、アニキューブとザ・サンドボックスの提携発表時に、キューブエンターテインメントのアン・ウヒョン(Ahn Woohyung)CEO(最高経営責任者)は、「世界的なK-POPの波により、韓国文化自体があらゆる分野で強い影響力を持つだろう」と語っている。また、同氏は、「ザ・サンドボックスの仮想空間で国内のさまざまな企業と提携し、ユニークなK-コンテンツを創造することを期待している」とも話した。
参考
・K-pop NFT airdrop from Anicube, the JV of Animoca Brands and Cube Ent
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