株式会社PitPa、日本初Dynamic NFTの会員証サービスを伊藤穰一氏のポッドキャストに導入

独自に開発したDynamic NFT技術を活用し、ファンのエンゲージメントプログラムを包括的に支援するWeb3技術を活用したコンテンツマネジメントサービスを提供へ

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この記事では、株式会社PitPaが、NFTの会員証と対話アプリDiscordを組み合わせることで、コミュニティを醸成し、エンゲージメント向上が可能となるサービスの提供を開始したことをお知らせします。以下、プレスリリース詳細を掲載しております。

そもそもNFTって何?を最速で知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

次世代ネットWeb3では、企業とファンをつなぐコミュニティ形成が重要な時代と言われています。
株式会社PitPa(本社:東京都渋谷区 代表取締役:石部達也、以下「PitPa」)は、ポッドキャストの制作だけでなく、NFTの会員証と対話アプリDiscordを組み合わせることで、コミュニティを醸成し、エンゲージメント向上が可能となるサービスの提供を開始したことをお知らせいたします。

  • Dynamic NFTとは

Dynamic NFTとは、NFT発行後も特定の条件に合わせてNFTの表示仕様を変化させる弊社独自の技術になります。
本NFTの会員証は、ポッドキャスターとリスナーが双方向でのコミュニケーションが可能となるもので、Dynamic NFTの技術を使い、PitPaが制作するポッドキャスト「JOI ITO’S PODCAST ー変革への道ー」の聴取頻度や採用されたお便りの数、リスナーの貢献度に応じて表示されるポイント数やステータスなどが変化していくのが特徴です。
(JOI ITO’S PODCAST ー変革への道ー: https://joi.ito.com/podcast/

会員証を提示することで、ポッドキャストのリスナーを中心に構成されるDiscordのコミュニティー「HENKAKU Discord Community」に出入りすることができるほか、会員限定のイベントやパーティの入場券としても使用できます。

  • Dynamic NFT会員証サービス開発の背景

さまざまな情報が行き交う現在、企業やコンテンツが生き残るためには、ファンとコミュニティを醸成し、エンゲージメントを向上させることが重要な鍵と言われています。ブロックチェーンを活用することで、これまで一方向でしかエンゲージメントができなかった顧客やファン層に対し、よりきめ細やかなコミュニケーションが可能となりました。NFT(非代替性トークン)のスマートコントラクトを応用することで、ファンひとりひとりの番組への熱量や関心度に合わせたコンテンツやコミュニティの提供ができるほか、仮想通貨の技術を使った独自のトークンを発行することで、企業やコンテンツの理念に基づいた独自な経済圏の形成が可能となります。また、Discordという対話アプリを使用することで、全ての技術を統括しコミュニティの形成が可能となります。

  • 株式会社PitPaのこれまでの歩み

弊社が制作する伊藤穰一氏のポッドキャスト「JOI ITO’S PODCAST ― 変革への道―」では2021年10月の配信以来、伊藤穰一氏とともにさまざまな実験を行って参りました。番組リスナーからお便りが寄せられた際には、番組オリジナルのNFTをプレゼントしたり、お正月には年賀状NFTを送付。また、昨年12月からは、番組独自のトークン(*1)を発行。さらには、これを活用できるプラットフォームとして対話アプリDiscordでサーバー「HENKAKU Discord Community」 を立ち上げ、番組リスナーとの交流を深めて参りました。最近では、メンバー同士の交流も活発化してきており、DAO(分散型自立組織)にも似た動きが出始めています。今回はここから一歩進み、コミュニティ内で出会った技術者とともに新たなシステムを開発し、これを本番組だけでなく、企業様や他媒体様へも活用できるサービスへと展開をしていくものとなります。

  • 番組リスナーと有志で作り上げた会員証

NFT会員証の開発は、「HENKAKU Discord Community」メンバーの中から有志で集まったエンジニアを中心に行われています。ポッドキャストのテーマの一つでもある「オープンソース」の精神に基づき、ソースコードは公開され、この技術を応用したい人々に共有をしながら、さらにプロジェクトの波及効果を広げていきたいと考えています。

ポッドキャストコミュニティ内では独自のトークン「$HENKAKU」が流通しており、これは円やドルなどの通貨には交換できないトークンと定め、コミュニティ内で「お手伝い」などを行った感謝の気持ちとして使用されています。

今回発行されたDynamic NFTの会員証「HENKAKU Membership NFT」は、視聴者の帰属意識を高めるだけでなく、これまで視聴者が抱いてきたポッドキャストに対する思いや熱量をポイントや称号を与えることで可視化することが可能となりました。

また、溜まったポイントを利用できるポッドキャスト独自のイベントやコンテンツを用意することで、よりポッドキャストに対する視聴者のエンゲージメントを高めることも可能になります。

  • Dynamic NFT会員証を活用したリアルイベントも開催

2022年3月には、NFT保有者しか入場ができず、入場料をコミュニティで発行したトークンで支払うクローズドイベントを実験的に開催しました。
デジタルとリアルを組み合わせてエンゲージメントを高める施策として、今後も継続的に開催する予定です。

HENKAKU Membership NFTを活用したチケット認証システムHENKAKU Membership NFTを活用したチケット認証システム
メディアにとっては、購読者をサステイナブルに繋ぐ枠割を果たすため、集客に多額の費用を支払うことなく、コンテンツ作りに専念できるものと考えます。

今後は、このツールをさまざまな媒体で展開することも視野に入れ、メディア業界のデジタル変革を進めていきたいと思っております。

  • 株式会社PitPa 代表取締役CEO 石部達也のコメント

​PitPaはこれまでポッドキャストを中心としたメディア事業を行って参りました。ブロックチェーンを活用したWeb3の到来は、携帯市場にスマートフォンが登場した時のような興奮を覚えます。再生数やフォロワー数など「量」に支配されつつあるコンテンツ制作を根本から覆し、「質」を重視した制作体制へシフトする威力を持つように思います。この新技術をコンテンツ制作と組み合わせることで、新しいビジネスを創造していきたいと考えております。また、今後はさらなる技術の開発を進めて参ります。「Web3」× 「メディア」の創造に興味ある方はぜひ応募してください。


代表取締役CEO 石部達也プロフィール
株式会社PitPa 代表取締役
1991年生まれ。2014年に株式会社リクルートに入社し、SUUMOやAirペイ、ゼクシィ縁結びなどの開発に着手。2018年8月より株式会社PitPaを創業。

  • 会社概要

株式会社PitPaでは、Podcastのコンテンツ制作・配信と広告マネタイズサポートから、​Web3技術「Dynamic NFT」を活用したエンゲージメントプログラムの提供など、既存のメディアに最新のデジタル技術を掛け合わせて新しい体験を提供するIT企業です。
「JOI ITO’S PODCAST ー変革への道ー」はPitPaが企画/プロデュースを行い、Discord上のWeb3コミュニティ「HENKAKU Community」も、PitPaが運営に携わっています。
https://pitpa.jp/

【JOI ITO’S PODCAST ― 変革への道― 】
伊藤穰一のネットワークを通じて、世界中から様々なゲストが出演するポッドキャスト。
議題となるテーマは毎回その時に注目されている話題や、伊藤穰一が気になっているテーマをピックアップ。
https://joi.ito.com/podcast/

【Web3領域に興味のあるエンジニアを募集中】
PitPaではWeb3領域に興味のあるエンジニアを募集中です。
ご応募お待ちしております。
https://meety.net/matches/uOSPJpWVdlpp

*1 トークンとは、仮想通貨の技術を使った、コミュニティで流通する貨幣となります。JOI ITO’S PODCAST ― 変革への道―では、Polygonに基づいたHENKAKUという通貨を使用しています。


企業情報

企業名株式会社PitPa
代表者名石部達也
業種情報通信

▶︎プレスリリース詳細はこちら


毎週末には、1週間のプレスリリース情報をまとめた記事も投稿していますので、主要なNFTニュースのみを知りたい方はぜひご覧ください。

参照元:NFT Media

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