ゴンゾのNFTプロジェクト「SAMURAI cryptos」がオークション実施へ
NFTプロジェクト「SAMURAI cryptos」がオークション実施へ
アニメ制作会社ゴンゾのプロジェクト「SAMURAI cryptos」において、サムライアートNFTがオークション販売されることが3月24日分かった。同プロジェクトにおいて初のNFT販売となる。
「SAMURAI cryptos」は、ゴンゾの代表である石川真一郎氏がプロデューサーをつとめるプロジェクト。ブロックチェーンゲーム開発企業であるdouble jump.tokyo(DJT)が、同社のNFT事業支援サービス「NFTPLUS」を通じて昨年7月より支援している。
なお発表によると同プロジェクトは、昨年10月よりプロジェクト始動を発表していたが、イーサリアム(Ethereum)ネットワークのトランザクション手数料高騰などの理由により一時販売を中断していた。
今回プロジェクトに参加する7名のアーティストの作品が完成したことから、プロジェクトを再スタートさせたとのことだ。
なお参加するアーティストは以下7名となる。
・小林誠氏(「ラストエグザイル」「機動戦士ガンダムZZ」他)
・千葉道徳氏(「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」「SK∞ エスケーエイト」他)
・飯島弘也氏(「アフロサムライ」「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」他)
・高岡じゅんいち氏(「破邪巨星Gダンガイオー」・「ドルアーガの塔 〜the Aegis of URUK〜」他)
・白亜右月氏(「爆裂天使」「ドルアーガの塔 〜the Aegis of URUK〜」他)
・横山愛氏(「X-MEN -エックスメン-」「BAYONETTA BLOODY FATE」他)
・村田蓮爾氏(「青の6号」「LASTEXILE」「シャングリ・ラ」他)
サムライアートNFTについて
今回オークション販売されるサムライアートNFTは、千葉道徳氏の「不動明王」(英語名:FUDO)、飯島弘也氏の「無聊桃源(ムリュウトウゲン)」(英語名:Avalon)、高岡じゅんいち氏の「黄昏て、今」(英語名:In The Moment Of Dusk)、白亜右月氏の「迩驚雷鳴(とどろきのらいめい)」(英語名:The lightning walkers)、横山愛氏の「Samurai religion」(英語名:Samurai religion)、村田蓮爾氏の「灰燼(かいじん)」(英語名:ASHES)で、「伝説のサムライ」を描いた1点ものとのことだ。
また今後は、7名のアーティストが描く7つのサムライアートと対応したシンボルNFTのシリーズが販売・配布される予定とのこと。
「SAMURAI cryptos」のオークションは3月25日12:00~4月3日12:00の期間にて、NFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)で開催されるとのことだ。 またイングリッシュオークション形式(競り上げ式)での販売となっている。なお販売数は6作品×各1点で、オークション開始価格は0.01ETHとのこと。
そしてオークション期間中は、東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan2022」やメタバース空間での展示イベント「AsiaVerseNFT Hall」にも出展されるとのことだ。
NFTとは
「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。
なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。
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参照元:ニュース – あたらしい経済