メタバース・ゲーム・スタジオが総額12億円の資金調達に成功、アニモカ・ブランズらが主導
ブロックチェーンゲームの開発を行っているメタバース・ゲーム・スタジオ(Metaverse Game Studios)は3月14日、総額1,000万ドル(約12億円)の資金調達に成功したことを発表した。
パンテラ・キャピタル、アニモカ・ブランズらが主導
今回の資金調達は、ブロックチェーンに特化した資金運用会社であるパンテラ・キャピタル(Pantera Capital)、香港のブロックチェーン会社であるアニモカ・ブランズ(Animoca Brands)などが主導して実施した。ほかにもベトナムのブロックチェーンゲームメイカーであるエンシェント8(Ancient8)、プレイ・トゥ・アーン(P2E)ゲームの無料プラットフォームであるレインメーカー(Rainmaker)なども投資家として参加している。
メタバース・ゲーム・スタジオは、目玉製品としてアンジェリック(Angelic)というゲームを開発している。このゲームは、没入感とプレイすることが楽しいというこだわりの下で作成されており、投資家やパートナーからも注目されている。また、より良いゲーム体験をつくることを第一に考え、仮想通貨ソラナ(Solana)のブロックチェーン技術の特徴をゲームに取り入れる予定だ。
多人数参加型メタバースを構築
アニモカ・ブランズのヤット・シウ(Yat Siu)共同設立者兼執行会長は、「エンジェリックは、洗練されたバックストーリーによって豊かになった深いゲームプレイ層を持つ、多人数参加型メタバースを構築している。これは、ブロックチェーンゲームとAAAゲームの間の溝を埋めるのに役立つ正しいアプローチであると信じている」と語っている。
また、パンテラ・キャピタルのポール・ヴェラディタキット(Paul Veradittakit)は、「パンテラ・キャピタルは、必要とされているトップレベルのゲーム製品であるエンジェリックゲームをブロックチェーンゲーム界にもたらす手助けできることを楽しみにしている」と話している。さらに、同氏は、「私たちの厳選された投資ポートフォリオにメタバース・ゲーム・スタジオを加えることができたのは、本当に喜ばしいことだ。私たちは多くのプロジェクトを見てきたが、このゲームは今後長い間Web3ゲームの定番となるに十分な洗練されたデザインを持っている数少ないゲームの1つだと言える」とその期待感を表現している。
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