漫画ページのオーナーになれる、ヤンマガ新連載『ゾミア』のNFTが「Kollektion」で販売
ヤンマガ新連載『ゾミア』のNFTがKollektionで販売
コレクションリミテッド(KLKTN Limited)のNFTマーケットプレイス「Kollektion(コレクション)」にて、「ヤングマガジン」で2月28日より新連載される漫画『ゾミア』(原作:浅村壮平 / 作画:石田点)のNFTが、同日12時より販売されることが分かった。
この取り組みはKLKTNと講談社のヤングマガジン編集部による、「NFTを通して作品を世界に発信し、作家とファンとの新しい繋がりを創造するプロジェクト」の第2弾となる。
今回は『ゾミア』を「Kollektion」にてNFT化し販売することで、作家とファンとの新しい繋がりの創造を目指すとのことだ。
また今後のヤングマガジンの発売日に合わせ、毎週月曜日に新作のNFTを販売し、同作品の単行本第1巻が発売される際には、Top Kollektor(トップコレクター)上位20人のユーザーネームを単行本に掲載する予定とのこと。
なお『ゾミア』のNFT化についての詳細や販売形式、価格などはリリースに記載がない。昨年12月27日に販売された『code:ノストラ』(原作:安童夕馬 / 漫画:明石英之)のNFTでは、第1話の1〜51ページまでがそれぞれNFT化され、各限定5つのエディションで販売されている。価格はそれぞれ9ドル(日本円で約990円)の固定額販売だった。なお「Kollektion」を確認すると『ゾミア』のページNFTは第4話までと記載されていることから、『code:ノストラ』と同じく漫画の各ページをNFT化し販売を行うことが推測される。
前述したように「Kollektion」では昨年12月27日に「ヤングマガジン」の新連載漫画『code:ノストラ』(原作:安童夕馬 / 漫画:明石英之)のNFTを販売開始した。今回の発表によるとこのNFTは、現在までに日本、アメリカ、スペイン、カナダをはじめとする15カ国から購入され、中には個人で最大81ページのNFTを購入したユーザーもみられたとのことだ。また第5話のNFTは1時間で売り切れになったとのことだ。
さらに4月6日発売予定の『code:ノストラ』の単行本第1巻についても、『code:ノストラ』のNFT購入者のうち、より多くのNFTを購入したトップコレクター上位20名のユーザーネームを単行本に掲載するとしている。
「Kollektion」ではNFTをダッパーラボ(Dapper Labs)のブロックチェーン基盤「Flow(フロウ)」上で発行している。
『code:ノストラ』のNFT販売発表時の情報によると、今春を目処に、ユーザー間同士でNFTの売買を可能にするマーケットプレイス機能を実装し、1次販売だけでなくマーケットプレイスでの2次取引開始を予定しているとのこと。その機能が実装されれば今回発売の『ゾミア』NFTの転売も可能となる。そして2次販売の際に作家は、ロイヤリティとして一定の収益を受け取ることことができるという。
さらに各シーンのさまざまな特徴を「メタデータ」としてタグ付けし、それらの発生頻度に基づく「レア度(希少性)」をポイント化することで、各NFTの価値を可視化することにも挑戦する予定とのことだ。
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参考:Kollektion
参照元:ニュース – あたらしい経済