人気番組「あらびき団」がNFTに、UUUM「HABET」でTBSと吉本が共同販売

「あらびき団」のNFTが販売開始

TBSで放映されていた人気番組「あらびき団」のNFTデジタルトレーディングカードが販売されたことが分かった。UUUMのグループ会社であるFORO運営のNFTマーケットプレイス「HABET(ハビット)」にて2月9日より販売されている。販売はTBSテレビと吉本興業共同によるものだ。

「あらびき団」は2007~2011年にTBSでレギュラー放送された、東野幸治(ライト東野)氏と藤井隆(レフト藤井)氏がMCを務めるネタ番組だ。今回の取り組みは同番組が2月12日19:00より初のゴールデン2時間スペシャル番組として放送が決定し、その放送に先駆けたものとなるという。

今回のデジタルトレーディングカードは、過去に放送された「あらびきスター」の動画や静止画をNFT化したものになるとのこと。

現在販売しているのは、マヂカルラブリーのトレーディングカードで、今後はFUJIWARAの藤本敏史氏、かまいたちのカード化が予定されているとのことだ。

NFTマーケットプレイス「HABET(ハビット)」は昨年夏よりベータ版がリリースされている。当時の発表によると、同マーケットプレイスにはIndieSquare(インディースクエア)のブロックチェーン技術「HAZAMA」が活用されているとのことだ。

また吉本興業は同じく昨年夏にNFTを使い、同社保有のデジタル資産を活用していく方針を固めたと報道されていた

なおキー局としては、すでに日テレとテレ朝もNFTコンテンツの販売を行っている。テレ朝は先日9日にNFTコンテンツ販売において楽天グループと連携することを発表している。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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