広瀬すず写真集未公開カットがNFTに、メディアドゥ「FanTop」で500名限定販売
広瀬すずの「デジタル・ブロマイド」NFTが販売へ
電子書籍取次などを手がけるメディアドゥ開発のNFTマーケットプレイス「FanTop(ファントップ)」にて、女優の広瀬すずの限定NFTが販売されることが2月7日分かった。メディアドゥと講談社の共同販売となる。
発表によるとこのNFTは、広瀬すずの10周年記念写真集『レジャー・トレジャー』の発売を記念して販売されるという。写真集の未公開カットから5点を選定してNFT化を行い、「デジタル・ブロマイド」として抽選で500名限定で販売するとのことだ。
抽選に参加するには、2月18日より販売される『レジャー・トレジャー』実物を購入し、初回発売本のみに封入されている「デジタル・ブロマイド購入抽選券 取得用ギフトコード」を手に入れる必要がある。なお初回盤の目印は、表紙にある「初回特典 抽選締切 ‘22.5.31」の白いシールだ。
応募にはギフトコード記載の応募方法に従い、「FanTop」で「購入抽選券」NFTを取得する。これにより応募が完了となるようだ。そして「購入抽選券」NFT保有者の中から抽選を行い、メールで当選者500名に連絡がいくという。
応募は5月31日23:59まで。抽選結果通知は6月以降となるとのこと。価格は1枚2,200円(税込)で当選者1名あたり5種類各1枚ずつ、計5枚まで購入が可能とのことだ。なお『レジャー・トレジャー』の本体価格は3,850円(税込)となる。
NFTマーケットプレイス「FanTop」とは
「FanTop」は、暗号資産(仮想通貨)ではなくクレジットカード利用による日本円決済に対応したNFTマーケットプレイスだ。NFTの保有者情報の管理には、ダッパー・ラボ(Dapper Labs)が開発するパブリックブロックチェーン「フロー(Flow)」が採用されている。「Flow」はダッパーラボが提供する人気NFTゲーム「NBA Top Shot」でも利用されているブロックチェーンだ。
メディアドゥは「FanTop」について、「投機的取引で活発にアイテムの価格が高騰することを目的とせず、愛する作品のNFTを誰もが気軽に入手できる環境を目指す」と方針を示している。
NFTとは
「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。
なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。
関連ニュース
北斗の拳NFTが即日完売、メディアドゥ「FanTop」公開。ブロックチェーンは「Flow」、電通も参画
【取材】メディアドゥ、NFT配布も可能なソーシャル映像視聴アプリ「GREET」提供へ
参考:メディアドゥ
参照元:ニュース – あたらしい経済