ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2022年1月30日〜2月5日
2022年1月30日〜2月5日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
こちらから読む:2022年2月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧
コインチェック:メタバースに「Oasis TOKYO」建設へ
コインチェック(Coincheck)は2022年1月31日に、世界的に人気のメタバースプラットフォーム「ザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)」でコインチェックが保有している土地(LAND)に、2035年の近未来都市『Oasis TOKYO(オアシス東京)』を制作するプロジェクトを開始したことを発表しました。
Oasis TOKYO(オアシス東京)は、”2035年の近未来都市”をコンセプトにしたメタバース×NFTのコミュニティ拠点だとされており、『日本を連想させる象徴的な街並みの中に美術館やステージなど様々なイベント施設を設置し、さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場として活用してもらうことを目指している』と説明されています。
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Huobi Japan:BTC取引手数料を無料化
Huobi Japan(フォビジャパン)は2022年2月1日に、同社が提供している取引所サービス「ビットコイン/日本円(BTC/JPY)」取引手数料を無料にしたことを発表しました。
同社は以前から『ビットコイン取引手数料無料キャンペーン』を開催して期間限定でBTC/JPYの取引手数料を無料化していましたが、今後は常に取引手数料無料でBTC/JPYを取引することができるようになります。
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Liquid「クイック販売所」リリース
Liquid(リキッド)は2022年2月1日に、豊富な取引ペアで簡単に暗号資産を売買することができる新サービス『クイック販売所』をリリースしたことを発表しました。
クイック販売所は、日本円/暗号資産・暗号資産/暗号資産といった様々な組み合わせで、複数の暗号資産を簡単に売買することができるサービスであり、支払い通貨と受け取り通貨を選択するだけですぐに暗号資産を取引できるシンプルなデザインで設計されています。
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FTX:日本進出に向け「Liquid Group」を買収
Liquid(リキッド)は2022年2月2日に、グローバルに暗号資産関連サービスを提供している大手取引所「FTX」が、日本居住者向けに商品・サービスを提供するために日本の暗号資産交換業者兼第一種金融商品取引業者である「Quoine株式会社」の親会社である「Liquid Group Inc.」の買収にかかる契約を締結したことを発表しました。
今回の買収は「FTXが日本の規制に準拠した形で日本居住者向けに商品・サービスを提供するためのもの」であり、『この買収は慣習的なクロージング条件が満たされることを前提に2022年3月に完了する予定』と説明されています。
ディーカレット:暗号資産事業を売却
DeCurret(ディーカレット)は2022年2月1日に、同社の全株式がグローバルに拠点を展開する暗号資産金融サービス事業者「Amber Group(アンバー・グループ)」の日本法人である「WhaleFin Holdings Japan株式会社」に譲渡されたことを発表しました。
ディーカレットはマーケットの変化や各種規制に適切に対応して『暗号資産事業』と『デジタル通貨事業』のそれぞれに適切な経営資源を集中させるために、持株会社である「株式会社ディーカレットホールディングス」を設立していましたが、『デジタル通貨事業』に関しては子会社である「株式会社ディーカレットDCP」が承継して、『暗号資産事業』を運営する会社となった同社の全株式を「株式会社ディーカレットホールディングス」から「WhaleFin Holdings Japan株式会社」に譲渡することになったと説明されています。
LINE Pay「暗号資産決済サービス」提供へ
LINE株式会社は2022年2月3日に、LINEのモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」でLINE独自の暗号資産「リンク(LINK/LN)」での支払いが可能となる『LINK支払い』の提供を2022年3月16日~2022年12月26日までの期間にかけて試験的に開始することを発表しました。
『LINK支払い』はLINEの関連会社である「LINE Pay株式会社、LVC株式会社、LINE TECH PLUS PTE. LTD.」の3社が共同で試験的に提供するサービスで、最初は「一部のLINE Payオンライン加盟店」でLINK支払いに対応し、今後はLINK支払いに対応するオンライン加盟店を広げていく予定だと説明されています。
「ERC20版DHP→ネイティブDHPのブリッジ」公開
ディーヘルスネットワーク(dHealth Network/DHP)は2022年2月2日に、「ERC-20版DHP」を「ネイティブDHP」に交換するためのブリッジがリリースされたことを発表しました。
暗号資産取引所「MEXC Global」に上場しているDHPは「ERC-20版DHP」となっていたため、コミュニティでは『ERC-20版DHP→ネイティブDHPのブリッジ』を望む声が以前から出ていましたが、今回の発表ではこのブリッジ機能が正式にリリースされたことが報告されています。
Kraken「イーサリアムのステーキングサービス」提供へ
Kraken(クラーケン)は2022年2月4日に、同社の日本向けサービスで『イーサリアム(Ethereum/ETH)のステーキングサービス』を開始したことを発表しました。
一般的にステーキングはステーキング対応ウォレットなどを通じて行われていますが、Krakenが提供するステーキングサービスは『ユーザーが保有する仮想通貨をクラーケンが借り受けた上でステーキングを行い、ユーザーは消費貸借契約に基づく貸借料を受け取るサービスであり、ユーザーが直接ステーキングを行う機能を提供するサービスではない』と説明されています。
ステーキングサービスの詳細はこちら
三井物産「金連動ステーブルコイン」発行へ
三井物産が金(ゴールド)を裏付け資産とした「ジパングコイン(ZPG)」という名称の暗号資産を今月中にも発行する予定であることが「日本経済新聞」の報道で明らかになりました。
ジパングコイン(ZPG)は金の価格に連動するステーブルコインとなっており、セブン銀行などと共に立ち上げる暗号資産交換会社を通じて個人向けに販売される他、他社取引所への上場や決済利用なども計画されていると報じられています。
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