メタバースで文化都市開発、「MetaTokyo株式会社」設立
「メタトーキョー」を推進する合弁会社を設立
アソビシステム、ParadeALL(パレードオール)、Fracton Ventures(フラクトンベンチャーズ)の3社が共同で、メタバース内の文化都市開発を行う合弁会社「MetaTokyo株式会社」を設立したことが2月1日分かった。「MetaTokyo株式会社」の代表取締役CEOは、ParadeAll株式会社 代表取締役の鈴木貴歩氏が務める。
「MetaTokyo株式会社」は、NFTを活用した次世代メタバース(仮想空間)上に「グローバル文化都市トーキョー」を創出するWeb3.0プロジェクト「メタトーキョー」の推進を目的に設立されたとのこと。
「メタトーキョー」は、NFTとその技術基盤であるブロックチェーンをはじめとしたWeb 3.0ムーブメントを文化や都市と結びつける取り組みで、昨年8月に始動したプロジェクトだ。
昨年「メタトーキョー」は、NFTアートプロジェクト「Generativemasks」やストリートスナップ雑誌「FRUiTS」とのコラボレーションを通じて、オープンメタバースとNFTに様々な世代の日本カルチャーを組み合わせて発信することで、国内外から大きな反響を受けたとのこと。
また今後は「メタトーキョー」の保有するメタバースの土地において、音楽やエンターテインメント、フェスティバルの開催、ライブ会場の建築、有名IPとのコラボレーションなどを計画中とのことだ。
Fracton VenturesとParadeAllは昨年3月より戦略的パートナシップを締結しており、Web3関連新規事業を進めていた。
昨年7月にFracton VenturesとParadeAllは、競泳の国際プロリーグであるインターナショナル・スイミング・リーグ(ISL)で北島康介氏がGMを務める「Tokyo Frog Kings」とのパートナーシップ契約の締結し、Web3に関する共同プロジェクトを進めることを発表していた。
NFTとは
「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。
なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。
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参照元:ニュース – あたらしい経済